まとまった時間がある時に、少しづつ身辺整理をしています。
すると、数十年前の写真が出てきました。
ノア (マルチーズとプードルのミックス犬・オス)と
マヤ (血統書付きのトイプードル・オス)です。
ノアが1歳3ヶ月くらい、マヤが生後3ヶ月くらい(お猿さんみたい)です。
なぜ、二匹かと言うと、最初に家に来た「ノア」が、さみしがり屋で私の後ばかり追います。
トイレに入ってドアを閉めると、ドアをガリガリ引っ掻き、キューン、キューンと鳴き続けます。
これは堪らん。 もう一匹いれば違うのではないかと、二匹目の「マヤ」が来ました。
でも、兄弟が居ても、母親が居なければダメという感じで、結果はあまり変わりませんでした。
相変わらず、二匹で私の後を追います。
友人の二人のお子さんが遊びに来た時の写真。
ノア マヤ
「ノア」は、とても利口な犬で、すぐにいろんな芸を覚えました。
「マヤ」は、なかなか覚えられなくて、私が言う 「お手」 「お替わり」 「お座り」 など
理解出来ないようで、隣に居る「ノア」がやるのを真似します。
それで、近所の子供達に「真似っこマヤちゃん」と呼ばれていました。
血が遠いほど優秀なのが生まれる確率が高い、と言うのは人間だけではないようです。
「マヤ」は血統書付きなのに玉が一個しかありません。
(こんな事を言っていいのかな)
成犬になった「ノア(左)」と「マヤ(右)」
「ノア」が優しい性格なので、水を飲む時も、座布団に座る時も、全部「マヤ」に譲ります。
「マヤ」は、「ノア」が座っている座布団が欲しい時は、体当たりして退かします。
(自分のは有るのにです)
そんな事情でしたから、めったに喧嘩はしないのですが、
たまに「ノア」が怒ると取っ組み合いの喧嘩になります。
お互い「ギャンギャン」言って噛み付き合っているので、
怪我をしたら大変と思い、仲を割って入るのですが、余計激しくなります。
それで、良い方法を思い付きました。
「喧嘩する犬はお留守番。じゃぁね、バイバイ」と言って出かける振りをすると、
もう喧嘩するどころではなく、二匹で後を追いかけて来ます。
それで喧嘩はお仕舞い。
「お留守番」が、この世で一番嫌いな言葉のようです。
「お留守番していてね」と言って出かけると、何時までも泣きわめいています。
近所迷惑なので、出かける時は「お仕事だからね。お仕事に行ってくるから待っててね」と、
言い聞かせて出かけます。
二匹とも、お風呂に入った(入れた)時だけ、寝室のベッドで一緒に寝て良い事にしてあるのですが、
ある時、買い物から帰ると「マヤ」が寝室から抜き足差し足で出てきました。
「マヤちゃん、何処に居たの?今日はお風呂に入ってないでしょう!」
頭を下げて、ごめんなさいとばかりに誤りに来ます。
ある日、、私の気まぐれで「ノアがチュッをしてくれたら、散歩に連れて行くんだけどな」と言うと、
すごいジャンプ力で、立っていた私にチュッをしました。
教えてなかったので、これには相当びっくり!!
まさかチュッを理解しているとは思いませんでした。
嘘もつけないので、予定外の散歩をさせられるはめに・・・
又、ある日の事、二匹に分らない様に出かけた事があります。
いつもは帰ると大喜びで玄関に飛んで来て飛びつくのですが、その時は違っていました。
「ノア」はベランダの方に向いて、背中を見せています。
隣に行って「何、すねてるの?」と横腹を突っつくと、身をよじって避けられました。
「ノア」は私が話す言葉の90%は理解しているようでした。
自分が犬ではなく、人間だと勘違いしているのではないかと思うくらいです。
まだまだ、エピソードは沢山あるのですが、ブログに投稿できる文字数が、
3万個以内ということなので、この辺で終わります。
(調節するのは大変でした)