0−2で勝利!
3連勝!
・試合メンバー
出場停止明けの谷口がスタメンに復帰。
林はリザーブ回る。
剛綺と稲見がメンバー外になり、チアゴがメンバー入りした。
こう見るとこの試合出番は無かったが、松橋がメンバー入りし続けている事が本当に凄い。
両WBとシャドーでプレー可能というのもあると思うが、それでも松橋がここまでメンバー入りする意味はとてつもなく大きいと思う。
・チーム力の差
単純に見た個のレベルは札幌の方が高いのかもしれない。
ただチームとして積み上げてきたものや成熟度では圧倒的に上回っていた。
札幌はペトロヴィッチ監督が7年も指揮をとっているのだから成熟度では上なのが普通だが、この夏に7人も即戦力の選手を取った。
7人も新加入の選手がいるのは開幕前の状況と同じようなもの。
特殊な戦術を採用するチームでいくら即戦力を多く取っても、成熟度なんて上がるわけもなくチーム力もたいして上がらないはず。
だから後半新加入の外国人を投入して採用したのがパワープレーだったんじゃないかと思う。
たぶんチームとして崩す形とが作れないと判断して、放り込んで後は事故と個人能力に頼るしかなかったんじゃないかな。
試合は前半をスコアレスで折り返す。
この時点でこれはいけると思っていた。
札幌は大型補強を行い3連勝をして最下位も脱出。
もう全てが上手く回ってると誰もが思っていただろうし、その勢いでゲームに入ってきた。
ヴェルディはその勢いに屈せずスコアレスで折り返した。
そんな勢いが後半まで続くとは思えず、後半先程言った成熟度やチーム力の差が絶対に出ると思っていた。
前半ボールを握っていたのは札幌で、そういった場合先にバテるのは守備に回っていたヴェルディになるはず。
しかし明らかに先にバテたのは札幌。
簡単にバテないのもチーム力。
そして後半の半分近くをパワープレーで戦術の部分でのチーム力でも上回った。
J2のチームだと放り込んでくるチームが結構いたので、そのへんは長年のJ2生活で慣れっこなもんで。
しかも放り込んでそこからどうしていくかがしっかりしていくチームばかりなので、無闇矢鱈に放り込んでくるだけなら苦しく無かったはず。
J1のチーム相手に積み上げてきたものを出せ快勝出来たのは、今のチームを応援している中で1番の喜びかもしれない。
・次節
ホームで鳥栖戦。
札幌と同じで降格圏内にいるが、札幌の様に連勝して勢いのあるチームではなく、
勝てない状況にあるチーム。
もう死に物狂いに来るはず。
そんな相手にもしっかりと勝ちを掴まなくてはいけない。
楓喜・チアゴ・松村の3人に目に見える結果が出た。
残留の可能性が高くなったが、負けじと結果を出したいと思う選手がほとんどのはず。
結果を出すためには試合メンバーに選ばれ試合に出ないと残せない。
その為にはトレーニングから出し切りアピールし続けるしかない。
シーズン終盤に入ってきてさらにチームが上手く循環するようになっていると思う。
次の鳥栖戦は誰が活躍してくれるのか楽しみで仕方ない。