今回の説明は、簡潔に短文にしてみました。
割合で苦労している現在小学生の方、そして昔小学生の方も少し頭を使って下さい。 この割合が分かり出すと、文章問題の解き方も広範囲に、ごく簡単に出来るようになりますから、割合は、しっかりと勉強をしましょう。
割合には、[ 1 ]という割合の基があって、その[ 1 ]に単位をつけて、掛け算式の真ん中で増やしたり減らしたりします。 ここを[割合の場所]と言います。
1個?円の1個 1ℓ150円の1ℓ 1ダース12本の1ダースとかの[ 1についてくる単位] これが割合の一番の基になるんです。
この理解が、中途半端なまま進学・進級して行くと[厄介なこと]になってしまいます。 皆さん、な~んだと思われた方多いと思います。
実数/1あたり量 x [割合] = 答え [割合]は、1<大なり 1>小なり
あるいは、1 = 1もあります。 この記号は不等号ですが、不等号は割合にも絡んでくるんですね?
[割合]は、ここが肝心です。
実数円 / 1個あたり x 個 = 円
この形分かりますでしょうか。
1個の[個]と割合の場所に出てくる[個] 単位が揃って比較ができますね。
また、実数円の[円]と答えの場所に出てきた[円]単位が揃っていますね。
個は、割合を表していて、円は個で割合を増やしたか減らしたかの計算式を形作っています。 この単位は一定です。法則みたいなものです。
例題・・・ 1個80円のりんごを20個買いました。いくら払えばいいのでしょうか。
ここでまず[1]に目をやり、単位[個]を見ます。・・・これが割合の一番の基です。
次に、1個が20個に増えていることに注目します。するとこれで基の80円よりうんと大きくなることが分かります。・・・これが[割合]を分かる第一歩となります。
とりあえず、ここまでを分かって戴ければ[割合]大丈夫です。
次に分数はこうなっているんだよ。
学校で、 1 / 2 (これ分数です。 二分の一です。) は、1÷2と習いました。
なぜ、1÷2とできるのかな
実は、分数ならなんでもそうなんだけど、
例えば、九九表から抜き出して、5 x 4 = 20 で 4を□にすると、□を見つけるのに
20 ÷ 5 としますね。 5 x □ = 20 となりますから
この式を使って分数にできるんです。 すごく簡単ですよ。
20 / 5 と読めるんです。 5は、基の数で分母に置けます。
20は、答えの数で、分子になります。
だから、分数表示は、基の数を下に書き・答えの数を上に書いて、基の数に対して
答えが増えたか・減ったかを表していて、それをどの程度のものかを数値で求める事が、
[ 割合 ] であると考えると、分かりやすくなると思います。
日頃からもっと[割合の言葉を]使い、慣れ親しむ必要があるとおもいます。
日本の授業では少な過ぎると考えます。この部分の根本的な改編と指導法の変化を求めたいと思います。 この割合学習と正しく速い計算学習にどうか皆さん取り組んで下さい。
今回、予定と違った内容を投稿いたしました