ブログ投稿は、前回でお休みにしようと思っていましたが、答えを言ってなかったので起き上がってきました。
ただし、今回で本当に!お休みに入ります。
それにしても、(-8)X(-5)=+の答えになる。 これ、殆どがお分かりになっていません。
先生自体がそうなんです。恐らく日本人の90%を超える、ひょっとすると100%かもしれません。
数種類の本を取り寄せて読んでみても、分かったようで分からない。
説明は至難の業らしい。
出来るだけ簡潔に説明します!
(-8)X(-5)= 先入観を捨てて下さい。+は増える-は減るの先入観を
捨てて下さい。
(-)という符号と8X5は、分離して考えましょう。
(-)とかいう符号は方向を表しています。 方向なんです。?????
何の方向でしょうか!
座標を思い起こして下さい。 x軸とy軸を交差させると4つのブロックが出来ますね。 ++の場所 -+の場所 --の場所 +-の場所の4つです。
上の、(-8)X(-5)の -・-は、4つに分けた--の場所へ行こうとしているのです。 それがどうしました? となりますね!
問題を見てどの方向どの場所に行くかが分かると、次のような図を書くと
誰でもが即座に分かります。 では!
(-の領域) | (+の領域)
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(+の領域) | (-の領域)
何故、こうした領域を設定出来るのか?
x軸y軸とも+域は、右上の場所に該当するので、そこを基準とな
る(+領域)と設定できる。
符号問題は、+と-しかないので線分図でも分かるように一
方を+とすればかならずもう一方は-となるので、どこか
1箇所を+と決めれば +-の性質上、隣接するところは交互
に +・-となるので上記の図が利用できることになります。
従って、(-)(-)の掛け算は、方向として左下の(+の領
域)に属すると考えます。
(-)(+)は、左上の(-の領域)の方向に属し、-をつける
(+)(-)は、右下の(-の領域)の方向に属し、-をつける
(+)(+)は、右上の(+の領域)の方向に属し、+をつける
これが、(-)X(-)が、(+)になる事の理由なんです。
この方向と領域を使えることで、関数問題のグラフ図の学
習あるいは式作り、比例定数の答えを作る際に飛躍的に学
力向上がはかられます。
中学生の皆さん頑張って下さい。
このブログのお休み前のプレゼントになれば嬉しいです。