ひとりを楽しむ

がん、脳梗塞を経験したバツイチ。
残りの人生ひとりを楽しみたいと思っている
おばさんの記録です。

母が旅立ちました

2023年06月21日 | 身辺雑記

今日の正午、ケアマネから

「お母さんがモノを詰まらせて痰をすごく吐きました。

酸素濃度も70ぐらいしかないので救急車を呼んでいいですか」

と電話がありました。

 

しばらくするとまた電話があり

「○○病院に搬送されました」とのこと。

そして医師の方から電話がありますのでと言われ待っていると

電話がありました。

 

「左の肺が真っ白で酸素もマックスで送っているけどそれでも70ぐらいにしか

ならない。延命治療はどうされますか」とのことでした。

延命治療はしないことを伝えるといつどうなるかわからない状態です

と言われました。

 

いとこにも電話して病院に向かいました。

医師の説明を聞き、かなり危険な状態。

今日、明日が山ですと。

 

母はいとこと私を見ると目を見開き認識したようでした。

ただ、酸素マスクを何度となくはずそうとしかなり苦しそうでした。

しばらくすると病室に運ばれました。

それでも結局酸素濃度は上がらず血圧もかなり低く

そしてそのまま帰らぬ人となりました。

午後5時前でした。

 

あまりにも呆気なくまだ実感がありません。

来週の月曜日には入所することになっていた特養に

契約に行く予定でした。

パンフレットを見ると綺麗そうな建物で

そこで温かいごはんを食べ、

賑やかな暮らしをしてほしいと思っていた矢先でした。

 

この1年、父が逝ってひとりでよく頑張ってきたと思います。

だから特養で数年最後の時を楽しんでほしかった。

 

母とはまるで性格が違い気が合いませんでした。

それでもやっぱり母は母。

諸々が済むと寂しさが押し寄せてきそうな気がします。

コメント
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