9日に銀ちゃんが逝くを観てホテルに戻りました。
お芝居の終わりには出演者が全員登場して軽くアフタートークがありました。
ニッキは相変わらず客席を全部見回して優しい笑顔でした。
ホテルに終わってからもスマホを見たり、テレビを見たり、
ニッキの優しい笑顔を思い出しながら3時頃まで起きていました。
銀ちゃんが逝くは衝撃的で演者の皆さんの熱量、演技力は
よくわかりましたが、話的にはイマイチわからないところが多かったし、
やはりつか芝居は私には合わないと思っていました。
しかし翌日の14時からのチケットも取っているので観に行きました。
実は時間配分を間違えて結構ギリギリになってしまいました。
入ってすぐのところに幟が!
この日はE列のほぼ中央。
そしてこの日、私は開眼したのでした。
やっぱりこの芝居すごい!!
銀ちゃんが逝くは銀ちゃんと小夏とヤスの三角関係の物語だと
思っていました。
でもよくよく観ていると親子愛の物語なんだと気づきました。
もちろん男女の愛も描いているのですが、
私がグッと来たのは親子の愛でした。
銀ちゃんと父親、銀ちゃんと娘、小夏と娘、ヤスと娘、
若山と息子。
それぞれ血が繋がっていたり、血は繋がっていない親子もいたり、
銀ちゃんは自分の出自を呪っているというのもよくわかりましたし、
私は特に若山と血の繋がっていない親子のシーンが好きで
ここはちょっと涙が出そうでした。
観劇した人たちが細かいところまで考察されている投稿なども
見ましたが、私にはそのあたりの高度なことまではわかりません。
それでもやはり私はすごい芝居を観たんだ!ということが
わかってきました。
やはりお芝居は1回観たぐらいではわからないのかもしれない。
ニッキの抑えた演技もよかったし、
この日はニッキが君だけにを歌いながら登場。
声に酔いしれる(途中でマイウエイに変わりましたが)。
つづく。