新年度といっても何も変わるわけでもなく‥。
経理のお仕事も契約書も更新しないまま続けている感じで
これでいいのでしょうか。
昨日のこと、最寄り駅に着いて銀行にちょっと寄って駅に行こうとしたら
電車が止まっている。
近くの男性が女性に「なんか人身事故あったみたいやで」と話してました。
駅まで行ってみるもやはり人身事故で改札前には人がいっぱい。
改札を入れませんでした。
どうしようかと途方に暮れる私。
仕方なくまたバスに乗り違う路線まで行くことに。
かなりの遠回り。
そしてそのお伴がこちらの本。
三重県の四日市の進学校の高校生と犬の物語なんですが泣けた。
バスの中で老眼鏡を掛けながら読んでいたのですが、
不覚にも涙がこぼれそうだった。
連作短編なのでいろんな人間が登場し、
それぞれが抱え持っているものに共感したり。
自分自身の高校時代は暗黒時代だったので、
余計この高校の自由で闊達な雰囲気に憧れるのかもしれません。
四日市の職業訓練校に20代の頃は半年通学してました。
訓練校自体は規則が厳しく理不尽なことも多かった。
教職員のお茶を毎朝生徒が交代で入れるのですよ。
でも、三重県の人ってほんといい人が多くて
そういう意味では人間関係は抜群に楽しかったです。
この小説に四日市のいろんな地名が出てきたことも懐かしかった。
犬も大好きなのでコーシローという犬の気持ちも
読んでいてうんうんとわかったような気持ちになっていました。
読み終わったあとも号泣してしまいました。
まだ、私人間の心があったんだ‥(^^;