きまぐれHeart Station

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経皮毒

2006-10-10 22:59:41 | Weblog
みなさんは「環境浄化」ということにどのくらいの意識を持っているでしょうか。
私はさほど真剣に考えていませんでした。
というのも、やはりこれは地球規模であまりにも大きすぎる問題だと思い
何から始めたらよいかわからなかったからです。
もちろんゴミ問題や水の事などは考えていましたが・・・
でも色々な話を聞くウチに、私たち一人一人に出来ることは
目の前にあることをするだけなのだということに気が付きました。

昨日は、そんな問題の一つ「経皮毒」という聞き慣れない言葉の講演会に行って参りました。

これは去年の二月に二人の薬学博士によって著された「経皮毒」という本から始まったそうです。
環境の事を考えるイコールまず自分の体のことを考える・・という部分から考えていきます。

今、「脳」に関しての話題がちまたではもちきり。
でも脳は老化していくだけだと諦めてはいけない。
脳は年齢には関係ないというのです。
勿論トレーニングは効果がありますが、決してそれだけではなく
日々私たちが使用しているものにも原因があるというのです。
そしてそれによっておこる「経皮毒」から脳を守るためにはどうしたらよいのかという話で、
あらためてこれからの生活の姿勢を考えなくてはと思いました。

私たちの体は日々色々な物を吸収して生きています。
良い物もあれば悪い物もあります。

「吸収」というとあまりピンときませんが、
口からはいる「経口吸収」
呼吸として吸い込む」「吸入」
皮膚から入り込む「経皮吸収」があるようです。
そして そのなかでも「経皮吸収」が大変怖いルートだというのです。

信じられないかもしれませんが皮膚から入る化学物質は簡単に体内に入り込んでしまうのだそうです。

例えば心臓病の治療には、貼り薬のニトロを使用しますが、それは皮膚から吸収して心臓の治療をするわけですよね。
それで良くわかるように皮膚から内臓の治療ができるということの反対を考えてみてください。

有害物質を含んだクリームなどを使用していると当然体内に入り込んでいくんです。
その有害物質や脂溶性なので、脂肪組織に蓄積されやすく、肝臓を通過しないので代謝が遅く
徐々に全身に運ばれていくというのです。

つまり、対して大食いではないのに「肥満」という人・・・
その人の肥満の原因の一つはもしかしたら、この有害物質にある可能性もあると・・

驚いたことに、日本の医薬品開発で許可された添加剤が
日用品や化粧品の安定化剤として品質、使用感を高めるためにそのまま転用されているせいで、知らず知らずのうちにそれが体内に入り込んでいるのです。

特にシャンプーや化粧水、アフターシェーブローションは当たり前のように使用していますが
実際、あごから頭にかけては相当の吸収力があるため、脳が徐々に冒されていく危険性があるというのです。
(でも一番は性器からだそうです。シャワートイレが増えてきたら水の塩素の影響なのか・・
大腸癌が増えたというのです。良いものだと思って使っていてもその話を聞いて恐ろしくなりました。)

まぁそういう現状のため、気を付けることのひとつとして
とにかく無添加の物を使うのが一番良いということ。

洗顔も同じです。洗濯も一緒ですね。ほんとうは界面活性剤や経口増泊剤の入った合成洗剤は繊維の奥に進入してしまうので
なかなか落ちないのですが、それならば洗いよりもすすぎに力を入れた方が良いと思います。

地球の環境は、排気ガス、ダイオキシン たばこ アスベスト シックハウス 芳香剤などなどで汚染されつつあります。

塗らなくても自然に汚染されている地球、それならば、今身近に使っている商品に対して気を付けていくことから始めることが
大事なことなのですね。

お話しは三時間にも及びましたが、最後は「柔軟なこころ」「顔に笑顔」「おへそに太陽を!」というオヤジギャグトーク炸裂な講演の〆となりました。

私たちが何げなく毎日使っているものをもう一度見直して、
難しい環境問題に取り組むことを考えてながらも
自分の体に汚染物質をなるべく取り入れないことから始めてみませんか?

そうすれば、体内から排泄されるものももちろん環境を犯さずに済むと思うのです。
コメント (9)
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