きまぐれHeart Station

心の駅へようこそ…ちょっとだけ途中下車してみませんか?
なんちゃってシンガーソングライター♪萌香で~す

年末 母心

2007-12-18 00:32:26 | Weblog
おせち料理 

最近は豪華なできあいが定番である。

百貨店では数万円のおせちが売れ筋。

また、一種類ずつ袋に入っていて

それをお重に詰めると

あら豪華!という具合のおせちもある。


おせち料理の注文も年末に届けてもらうためには

そろそろ締め切りが迫ってきている時期。


我が家にも「おつき合い」の電話が来た。

母に電話すると 母もおつき合いがあるという。




昔はおせち料理も 「お袋の味」だったが

今は スーパーの袋の味・・という感じだろうか。

これはおせちに限ったことではないが。




それでもやはり 母の手作りの味はいつまでたっても忘れない。

昨日母が我が家に来た。

頂いた「牡蠣」があるからと 殻付きの牡蠣を10個持ってきてくれた。

そして一緒に持ってきたものが これ。

かきはかきでも 「干し柿」だ。



「カラスに食べられないように」と 

網まで持ってきてくれた。

食べ頃まではもう少し・・・・・ということで

ベランダに並べてかけてみた。

なんか 嬉しくなった。

やはり 手作りはいいものだ。

このままでも美味しいが

お正月の 「なます」は 欠かせない。
(大根と柿を甘酢で和えたもの)

50個剥いたそうだ。(私にはできない・・・・)

母の手は魔法の手。

痛いところも母の手を当ててもらうと
直ってしまうように思えた子供の頃。

母が握ったおにぎりは格別に美味しかった。

一個一個大切に剥いた柿を食べる日が楽しみだ。




これだけさっさと置いて 母はまたさっさと車で帰っていった。


夕焼けが 胸に染みた。


目に見えぬ 神の心ぞ母心。