ん?前と同じじゃないかと思われるかもしれないが、
これはAHA-2940の後継となるAHA-2040U、ウルトラである。
基板はAHA-2940と一緒の為、パッと見では区別がつきにくい。
いや出来る方はいいんだが、私は無理だ。
性能的には規格としてこちらの方が転送速度が2倍の
20メガになるがそこまでのドライブをする事が困難な
現状、どちらでも大差は無いだろう。速度を稼ぎたい
のであれば他のものを選ぶ方が無難。
ドライバはいつものようにWindows7の32ビットのものが
ダウンロード可能。いつまで提供されるかは判らないので
使用を考えているなら保存しておく事をおススメする。
内部バックアップに
SCSIドライブを使ってましたが、
結局、SATAドライブに替えました。
結果、内部がすっきりしましたけどね。
秋葉原にドライブや基盤を扱ってる店が
今もあるのでしょうか?
MAC用のが混ざってくるとまた違うらしいですが
AHA-2940無印はでかいDIPのROM
AHA-2940Uは上のほうの4方向に足が出てチップ裏へ曲げられているPLCCのROM
です。
まあメインチップに貼られたラベルで見るのが一番確実ですが。
ドライブやメディアが今後も提供されるか
どうか考えるとSCSI世代のものはかなり
危ういと言えます。DDSやLTOは既に
次世代のものに置き換わっていますので
安いからと言って使い続けると、いざという
時が怖いです。その実例が年金の話です。
あれ、メディアは保存されていましたが
読み込みするドライブが無かったとか(真相は謎ですが)
SCSI関連はほぼ壊滅ですが、サポート切れの
ワークステーションなどを扱っている会社は
何気に秋葉原近辺にありますね。一般的では
ありませんが、そういうところに連絡すれば
まだ売られているでしょうね。そこのSCSIカードは
元々私のとこから旅立ったものかもしれませんが(w
シールが剥がされていてもチップの型番で判断
出来そうですが、どちらのSCSIカードとしても
性能的に大差があるわけではありませんから
指定して買う事も少ないでしょう。そもそも売ってないし(汗
コントローラチップそのものの違いのほかに、ROM周りの違いも大きいです。
AHA-2940無印は書き換えが出来ないタイプなのに対して
AHA-2940Uは、公式で配布しているBIOSアップデータで
BIOS ROMの中身を書き換えることが可能です。
入手には、ja-jpではなくen-usのサイトのほうを開く必要がありますし
自由に書き換えるには少しだけ処理内容を解読する必要がありますが
U2やU160やU320でも同様なので、やろうと思えばいろいろ出来るようです。
もはややる人は少ないでしょうが。
思えますが、BIOSは最新のものにしておくか
PC98対応のものを保存しておくとかそういう
部分が我々?がチェックするとこですね(w