外出自粛が続いた数ヶ月間、楽しみにしていた旅行もコンサートも
趣味の習い事もすべてキャンセルに。
庭の草取りやマスク作りにたっぷりと時間を使っています。
大茶園の片隅に住んでいる私は、普段から密集・密閉・密接の
三密を回避した生活を送っていますが、見えないコロナウイルスに怯え、
家の中をアルコール消毒したり、家の中にいてさえマスクをしていたり。
3月の下旬に、近隣の町で感染者が出たとき、
あれやこれやの真偽のわからない情報が拡散したようで、
当事者やご家族の方をたいへん気の毒に思いました。
短歌を趣味にしている知人が、
「こころまで感染するコロナウイルス手作りマスク丁寧に縫う」の句を、
新聞に投稿していたのを見つけたとき、彼女の気持ちに同感しました。
誹謗や中傷、差別など「こころのウイルス」が心に住み着かないように
気をつけなければなりません。
手を洗うように、心もきれいにして、人を思いやる気持ちを持っていたいものです。
「こころのウイルス」を吸い込まないようなマスクを、
今日も丁寧に縫おうと思っています。