８９歳になる母が、昔の記憶をたどりたどり、布ぞうりを仕上げました。
母が子供の頃、遠足に行く前の夜は、父親が夜なべをして
わら草履を何足も作ったんだそうです。子供たちは、みんな
腰にわら草履を２，３足ぶらさげて、夜明けとともに歩き始めて、
小夜の中山の夜泣き石まで、歩いたとか。すごい距離です。
往復４０キロ以上ありそうです。
今度、藁が手に入ったら、本物のわら草履と猫の寝床のつぐらの編み方を
教わろうと、楽しみにしています。
いつもは、退屈している母ですが、昔のことはよく覚えています。
昨年のクラフト展で、藤や山葡萄のつるを使って編んだかごを見たら、ひとめぼれ。
いつか、自分も編んでみたいなあ。かごまでいかなくても、ざるでもいいから。
そんなモモママの気持ちを汲んでくれたのか、本屋に行ったら、
なんと、かご編みのテキストがあるではないか！！しかも、材料付き！
創刊号を買ってはみたが、継続しようか思案中。
冬物の手提げバッグを作ってみました。
表側は極太毛糸を極太かぎ針でスイスイ編んで出来上がり。
内側は、はかなくなったスカートの裏地を利用しました。
携帯と車のカギを入れる内袋をつけました。
これからの季節、お買い物は、このバッグを持っていこう！
急に寒くなり、冬物を押入れの引き出しから引っ張り出しました。
フリースの上着に毛糸の帽子、マフラー。
今からこの格好では、真冬が思いやられます。
秋の夜長、暇に任せて編んでみました。
姉が編み図をくれたので、試作のつもりで、
ボチボチと自己流で編み始め、何とか完成までこぎつけました。
出来上がってみると、なかなか素敵な編み目模様です。
一玉100円の糸で、約16玉使いました。
今度は、もう少し上等な糸で、色違いを編んでみようかなあ。
今朝は、裏庭にモグラがきたようです。土がモコモコしています。
ももは、モグラの穴に手を突っ込んだり、鼻を突っ込んだり、土まみれです。
モグラを捕まえてくれたら、たくさんのご褒美をあげるのになあ。
諦めが早いもも。猫草の方がいいようです。
梅雨明け頃から、取り組んでいたレース編みのベストがやっと完成しました。
若い頃の編み物と変わったことは、
編み図を拡大コピーしたこと
鎖編みの数を間違って、何度もやり直したこと
模様編みのパターンが最後まで覚えきれなかったこと等々。
お頭も視力もだいぶ老化していることを実感。
ただ時間だけはたっぷり。
慌てず急がず、まあいいか。
ということで、2か月以上かかった作品です。
ももちゃんに見せてあげても、「そんなの関係ない！」ようです。
今度、ももちゃんのレースのベスト編んであげようか？