みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 立ち止まり、行き止まり

2016-09-19 20:09:44 | 日記
自分に土を掛けたらもう動けなくなった。ひんやりとした暗い世界。母親の小言すら今は愛しく思えて笑った。罵られるだけいいのだ。いなくなられないだけいいのだ、きっと。ここ数年、もがいて、もがいて、我を忘れていた。立ち止まりあたしは疲れたなあと久しぶりに息を吐いた。夢も全て諦めてしまった、と言うよりなんて大それた事を夢見てしまったんだろう?と言った所だ。あたしは1人だ。今迄もこれからも。あたしの人生は前の会社を辞めた時、一旦終わったのだ。あれから失う事はあっても得ることはなかった。立ち止まり、行き止まりだ。これからどうしたらいいか検討もつかない。比喩ではなく本当に土の中に行きたいとだけ切望する。七年間位土の中にいたい。セミの如く。その結果コンクリート詰めでも構わないのだ。ああ、また友達失ったのがじわじわ効いてると思う。あたしの数年の苛立ちと奔走ぶりに友達、辞められてしまった。友達ってそんなもんか?と思ったけど、あたしが友達ならやっぱりあたしが嫌いだろう。ガリガリと架空の土をあたしはまた掘る。爪のない指先が冷えていく。暗い静かな土の中。もう2度と出たくないな。