みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 雨降りと噛み合わない会話

2016-09-22 17:29:02 | 日記
雨ばかり降っている。あんなに夏バテしていたのに急に寒くなって爪先が冷たい。今までどうやって生きてきたのか疑問を感じる。今のあたしには何もない。遊びに行くところも友達もいない。何とか世界と繋がろうかと電話してみても会話が全く噛み合わない。ので逃げるように土の中に潜る。あたしが今までどんなに優しくなかったか?謙虚じゃなかったか?側にあるものを大切にして来なかったか思い知らされる。何もないことは幸せのようで不安は募る。あたしはいずれ孤立無援になるだろう。1人が好きと言えたのはまだ何処かで世界と繋がっていたからだ。まだ友達や行くところがあったからだ。実家で母親と暮らして、世間から見たらありふれた生活だ。可もなく不可もない。だけど休みの日すら雨音を聞いて寝てばかりいるあたしは孤独だ。母親は親であって友達じゃない。話も尽きる。どうしよう。誰かと話したいが会話が噛み合わない。話す人々があたしとは違う世界を生きているようで、何も伝えられないし、伝わらない。親友に会いたいが子育てが忙しい彼女に弱音を吐くことは出来ない。どうしよう。降りすぎる雨が溢れて、道路に小さな噴水を作っている。降りすぎるあたしの孤独。土に潜れば楽だと思ったのに。