今日は健康推進委員会の行事で地元の歴史を学ぶ「歩け歩け大会」が開催されました。
運営する役員さんの多くが親しい方なので参加してきました。
明け方まで降っていた雨も上がり青空が広がり、気温も上がり暑いぐらいです。
一緒に歩いた皆様も一枚づつ着ているものを脱いで「もう脱げないじゃん!」と大笑い。
急な山道や階段もあり、歩いたことのない知らない場所を案内してもらいました。
この地域は良質の御影石が採れたので数十年前までは一大産業として雇用を生んでいました。
が、採掘の際の爆破音の公害や土砂崩れの心配などから反対運動が起きて廃止になった様です。
石材会社や携わっていた人と、反対住民の間には亀裂が生じて暫し不穏な空気がありました。今は普通にお付き合いが出来ていますが・・・
石を切り出していた場所は「裂石」という地名が付いています。
その由来はこの大きな岩にあります。雷で真っ二つに割れたとの事でした。
(観音様が現れると大石が二つに割れ萩の木が生えてきたとの伝説もあります)
この地域には上萩原、中萩原、下萩原と萩のつく名を持ち「萩原郷」と言われます。
亀の形をした丸石道祖神が祭られています。
江戸時代「柳屋」(手塚家)は旅籠を経営していました。今もその家で暮らしています。
軒先には甲州百匁の吊るし柿が綺麗に干してありました。
この季節、甲州市のあちらこちらで枯露柿を干す風景が見られます。