今日は寒さも少し緩み、穏やかな一日でした。
朝のうちは昨日の続きで、怠け心が体を動きにくくしていましたが・・・
気を入れ替えて活動開始!掃除、洗濯、布団干し。その上漬物を仕込み
主婦らしい一日を過ごしました。
昨夜のバレーの練習は、体育館に着くまでは足取りは重く、手足は冷たく
途中で帰ろうかと思ったり・・・でも動き始めると気持ちは変わります。
何も考えずに体を動かしているうちに、何となく心身ともに軽くなってきます。
体と心は一緒ですねえ・・・嫌と思えば重くなり、気分がよければ軽くなり。
地元紙でお医者さんのコラムが週に一度掲載されます。
先日のコラムは「白い心、黒い心」というテーマで書かれてありました。
クレーマーに近いお年寄りの患者さんに呼吸補助装置をつけるかどうかで
ご家族と相談なされたのです。ご家族は「もう充分ですから・・・」と。
先生は医師の立場から「まだ回復の余地はあります。」と処置なさった。
おかげで患者さんは大分よくなられたとのお話でした。
ある看護婦さんは「私は昨日、黒い心を持ってしまいました。」と口にして
うつむいて話し始めます。
「回復したらまた繰り返されるナースコール、他事重なるクレーム。」
それを思うとこのまま処置しないで欲しいと願ってしまったと・・・
先生は人間には「白い心と、黒い心があって当たり前」と言われたそうです。
他の看護婦さんたちもホッとしたように、「私も同じです。」と打ち明けました。
「黒い心」を一人で抱えて自分を責めるのは可哀想・・・
彼女達の献身ぶりには頭が下がる思いです。いつでも天使に見えますもの。
「コンチクショウ」と思うときがあってもいいはずです。
優等生の患者さんばかりではありません。本当に過酷なお仕事です。
私にも「黒い心」がたくさんあります・・・「いなければホッとする」というのも
そんな心の一つです。それでも優しくすることも出来るのですから。
自分を責めるのはやめましょう。自分が一番の味方にならなければ!
いいところも悪いところも自分です。
もうすぐ息子が駅に着きます。愚息ですが・・・それでも大事な子供です。
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