かなり久しぶりに食べもの以外のことを書きます。僕が大好きな映画のこと。『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶオトナ帝国の逆襲』と『クレヨンしんちゃんアッパレ戦国大合戦』という映画です。アニメですがDVDまで持ってたりします(←引かないでください笑)。
『オトナ帝国~』は懐かしいという感情で大人達を洗脳し夢と希望にあふれていた20世紀に日本を戻そうとする組織と取り残されたしんちゃんらこどもたちの戦いを描いています。一番好きなのは洗脳されてしまったしんちゃんの父ひろしが自分の過去を振り返り我にかえるシーン。音楽と映像だけで一切セリフがない5分ほどのシーンなんですが…。父が重い病気にかかってしまって色々と考えていたときに見てしまったのでこのシーンはかなり号泣しました。たぶん人生の中で過去最高(笑)。小さなお子さんを持つお父さんはこのシーンで絶対泣く!!と思います。子供がいなくても父親に対して何か思うところがある方には是非見てほしいと思うのです。少なくともウルウルとはくるはず(笑)。ラスト近くで敵に対して言うひろしの言葉もぐっときますよ~『俺の人生はつまらないもんなんかじゃない!』。20年そこそこしか生きてない若造の僕が偉そうに言うことではないのかもしれないけど、過去にばかりこだわらないで未来を生きていこう!というメッセージを強く感じれる映画でした。DVDのパッケージにも小さく注意書きがしてあって“大人の方へ…ハンカチ用意したほうがいいゾ”と書いてあります(笑)。大人になってから苦労を味わい辛くなっている方に是非オススメします!!
『~戦国大合戦』は“第6回文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門大賞”という賞までとったクレヨンしんちゃんとは思えないスゴイ作品です。ストーリーは戦国時代にタイムスリップしてきたしんちゃん一家。そこで出会った侍と一国の姫の身分違いの恋を中心に描いています。所々しんちゃんらしい笑えるシーンもありますが後半は完全にもう子供向け映画ではありません。NHKの時代劇にも出てこないような専門的な用語(馬廻衆とか髻とか右手指とかもぅ意味が分からん笑)もぱんぱん使われていて戦のシーンもかなりリアルです。そしてネタばれになるので詳しくはいいませんがラストはかなり衝撃でした。あまりにも切ない結末にこれまた号泣…男のくせに泣きすぎっすね(笑)。甥っ子に見てもらいたくてビデオ送りました。ちなみに当時0歳の甥にです(笑)。
ふたつとも騙されたと思って是非見てみてください。レンタル料金ぐらいだったらおごりますからマジで(笑)。借りるとき恥ずかしがってちゃダメですよ~!