昔ボキャブラ天国という番組があった。
その中で投稿者のネタを評価するパラメータが4つあり、
1 バカ
2 知的(バカの対極として)
3 インパクト
4 シブさ(インパクトの対極として)
という区分。今日は後者の2つに対して思うことと、
前者の中にみる笑いの区分の難しさなどについてここに書いておく必要を感じたので書くことにする。
・インパクト、シブさについて
一発ギャグという言葉があり、多分瞬間的な面白さに特化したギャグの区分。
ひとしきり笑ってからまた見てみたら面白くないかもしれない。
さっさと飽きてしまうかもしれない。そういうネタ。
"破壊力"という言葉が出てきた場合は大抵こちらのインパクトネタだし、
僕が言うなら得意なのはこっちのタイプ。前後関係がない笑いとも言えるかな。
で、僕の脳では思いつかないと思ったのは、これの対極を"シブい"と表現している点。
シブい笑いなんて言葉はこの番組以外で使っていたのを殆ど聞いたことがないが、
"破壊力に欠けるが、比較的飽きるまでに時間がかかる"そんなものがあるのであれば、
何らかの言葉で表現しなくてはというスタッフの気骨のようなものを感じる。
しかし、それがシブい笑いなのかね?
人を楽しませようと考えたとき、インパクト笑いだけでは素材が枯渇するため
どういう笑いを志向してエンタテインメント性をキープしなければならないのかということに思いをめぐらす。
漫才のように、文脈で人を笑わせること?誰かをいじり倒して罪のない狭く深い笑いを取る?
あるいは初めから笑いは捨てて良質なTV番組のようなものを作ることを考える選択肢もあり、
これのリストを作成してみても面白いかもしれない。
◇
・"バカ知"にみる評価基準策定の難しさ
円周の導出式は l=2πr。
これでついついニヤニヤするような、若人が大好きなこの手の下ネタだが。
学問の一分野を使って しょうもない笑いを導こうとするということは、
義務教育で折角得た共通知識だから何かに使ってやろうというスケベ心が働くため
案外ありうることである。
しかし前述の番組なんかでこういうネタが台頭してしまうと、
厳しく言えば番組設計の失敗ということになる。
知的でありバカであり面白いモノを評価する物差しがないことがばれてしまう。
まぁたかが一テレビ番組ごときにそんな目くじらを立てる人はいなかったと思うけど、
何か物事を評価しようと思ってその基準を定めようと考えるものの
それが運用してみたらどうもピンと来ない、実態に合わないということは非常に良くあること。
とにかく僕はもう少し人を楽しませるということを考え続けないといけない。
その中で投稿者のネタを評価するパラメータが4つあり、
1 バカ
2 知的(バカの対極として)
3 インパクト
4 シブさ(インパクトの対極として)
という区分。今日は後者の2つに対して思うことと、
前者の中にみる笑いの区分の難しさなどについてここに書いておく必要を感じたので書くことにする。
・インパクト、シブさについて
一発ギャグという言葉があり、多分瞬間的な面白さに特化したギャグの区分。
ひとしきり笑ってからまた見てみたら面白くないかもしれない。
さっさと飽きてしまうかもしれない。そういうネタ。
"破壊力"という言葉が出てきた場合は大抵こちらのインパクトネタだし、
僕が言うなら得意なのはこっちのタイプ。前後関係がない笑いとも言えるかな。
で、僕の脳では思いつかないと思ったのは、これの対極を"シブい"と表現している点。
シブい笑いなんて言葉はこの番組以外で使っていたのを殆ど聞いたことがないが、
"破壊力に欠けるが、比較的飽きるまでに時間がかかる"そんなものがあるのであれば、
何らかの言葉で表現しなくてはというスタッフの気骨のようなものを感じる。
しかし、それがシブい笑いなのかね?
人を楽しませようと考えたとき、インパクト笑いだけでは素材が枯渇するため
どういう笑いを志向してエンタテインメント性をキープしなければならないのかということに思いをめぐらす。
漫才のように、文脈で人を笑わせること?誰かをいじり倒して罪のない狭く深い笑いを取る?
あるいは初めから笑いは捨てて良質なTV番組のようなものを作ることを考える選択肢もあり、
これのリストを作成してみても面白いかもしれない。
◇
・"バカ知"にみる評価基準策定の難しさ
円周の導出式は l=2πr。
これでついついニヤニヤするような、若人が大好きなこの手の下ネタだが。
学問の一分野を使って しょうもない笑いを導こうとするということは、
義務教育で折角得た共通知識だから何かに使ってやろうというスケベ心が働くため
案外ありうることである。
しかし前述の番組なんかでこういうネタが台頭してしまうと、
厳しく言えば番組設計の失敗ということになる。
知的でありバカであり面白いモノを評価する物差しがないことがばれてしまう。
まぁたかが一テレビ番組ごときにそんな目くじらを立てる人はいなかったと思うけど、
何か物事を評価しようと思ってその基準を定めようと考えるものの
それが運用してみたらどうもピンと来ない、実態に合わないということは非常に良くあること。
とにかく僕はもう少し人を楽しませるということを考え続けないといけない。