映画「君の名は。」が興収100億円突破 邦画では宮崎アニメ「風立ちぬ」以来
「君の名は。」のイメージ画像。夢の中で出会った男女の数奇な運命が描かれる
東宝は23日、公開中のアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)の興行収入が100億円を突破したと発表した。邦画では、平成25年公開のアニメ「風立ちぬ」(宮崎駿監督)以来。
「君の名は。」は、地方に暮らす女子高生と東京の男子高校生が、互いに入れ替わる体験をすることから始まるファンタジー作品。映像美や物語の壮大さなどが支持され、8月26日の公開から9月22日までの28日間で観客動員774万人、興収100億8千万円を記録した。
新海監督が手掛けた同名小説が発行部数100万部を突破したほか、映画に登場する場所を“聖地”として訪れるファンが多数現れるなど社会現象化している。