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2017年2~3月のカレンダー、六曜で混乱

2016-10-26 22:30:19 | 日記

2017年2~3月のカレンダー、六曜で混乱

2016.10.26

 

 「大安」「友引」「仏滅」といった六曜は、なんの根拠もないのに冠婚葬祭などのシーンでなんとなく気にされることが多い。2017年の2月から3月にかけて、この六曜をめぐってちょっとした混乱が起きていた。その原因は――。

六曜と旧暦

 

 原因を説明する前に、六曜の解説から。現在日常的に使っている曜日が日曜から土曜までを順番に繰り返すのと同じように、六曜は「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」を順番に繰り返す。ただ、曜日が月に関係なく無限に繰り返すのに対し、六曜は月ごとにスタートが異なる。

 具体的には、1月と7月は先勝から、2月と8月は友引から、3月と9月は先負から、4月と10月は仏滅から、5月と11月は大安から、6月と12月は赤口からスタートとなる。

 ここで問題になってくるのが六曜のスタートの基準点となる月だ。この月は現在使っている太陽暦にもとづく月ではなく、すでに使われなくなった太陰太陽暦(旧暦)にもとづいている。旧暦は新月から次の新月の前日までを1カ月としている。

 つまり、六曜は曜日と同じように繰り返すのだが、①月によって繰り返しのスタートが違う②その月は旧暦にもとづいている――という点が面倒なのだ。

2種類のカレンダー

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Aサイト2~3月カレンダー

 
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Bサイト2~3月カレンダー

 カレンダーは現在、かなり先のものまでインターネットで手軽に入手できる。ところがネット上では、AとBのように2017年2~3月カレンダーの六曜が異なるものが今夏まで存在していた(現在は修正されている)。

 2つの図を見比べれば一目瞭然のように、六曜がきっちり1日ずつズレている。ちなみに、正解はBのほうなのだが、このズレは各方面に影響を与えたようで、Aのカレンダーをもとに大安などを紹介していた結婚式場もあった。

 また、都内のカレンダー業者の男性は「インターネット情報を参考にして2017年のカレンダーを印刷したあとに、間違いに気づいて刷り直しになったという同業者もいます」と話す。

なんでこんなことに?

 

 この混乱の原因はどこにあったのか。

 Bが正解になるのは、次のような理屈からだ。

 前述したとおり、六曜は旧暦の月で決まり、旧暦は月の満ち欠けで決まる。2017年2月の新月は26日午後11時58分。旧暦の月は新月から始まるので、旧暦の2月1日は新暦の2月26日になる。そして、旧暦の2月の六曜は友引から始まるので、2月26日は友引になる。

 ではなぜAのような間違いが生じたのか。インターネット上で公開されている旧暦がかかわるカレンダーは、いつ、誰が、どのような理由で作成したのか不明なため、正確なところは分からない。

 しかし、カレンダー業者らでつくる「日本カレンダー暦文化振興協会」事務局長の小澤潤さんはこう推理する。

 「〝どこかの誰か〟が、『26日午後11時58分は、まるめれば27日午前0時だろう』と考え、旧暦2月の始まりを新暦の2月27日にしたカレンダーを作成してインターネットで公開したのでしょう」

根本的な疑問

 

 ここまで読んだ方は「暦ってけっこう大事なものなのに、どうして〝どこかの誰か〟が勝手に決めているの?」という根本的な疑問を持つかもしれない。

 この疑問の答えは「旧暦は誰も管理していないから」。

 日本では1872(明治5)年に改暦が行われ、それまで使っていた旧暦を完全に捨て去った。以外、旧暦は管理人不在のままになっている。天体観測をする日本の公的機関「国立天文台」は、月の満ち欠けの情報は発信しているが、それにもとづく旧暦については完全ノータッチの姿勢を貫いている。

 公的機関が決めていないため、今回と同じような六曜の混乱は今後も起こる可能性が高い。結婚式など1年先、2年先の予定を組む際に六曜を気にするのならば、国立天文台に問い合わせれば新月の日時だけはは教えてくれるので、一度確認した方がいいかもしれない。

                
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「特攻隊」ドイツにも… 独版「紫電改のタカ」に米英爆撃機は震え上がる 大戦末期秘録

2016-10-26 05:48:24 | 日記

2016.8.16 11:00【軍事ワールド】「特攻隊」ドイツにも… 独版「紫電改のタカ」に米英爆撃機は震え上がる 大戦末期秘録

零式艦戦52型。いわゆるゼロ戦の後期型だが、大戦初期のような制空能力は望めず、多くが特攻に使われた(岡田敏彦撮影)

零式艦戦52型。いわゆるゼロ戦の後期型だが、大戦初期のような制空能力は望めず、多くが特攻に使われた(岡田敏彦撮影)

 

 

  • エルベ特攻隊でも使われた戦闘機のひとつ、メッサーシュミットBf109G(岡田敏彦撮影)
  • 第二次大戦後期にドイツが戦線に投入したFw190D(写真はD-13)。液冷エンジンを装備しており、エルベ特攻隊に適するとされた機体のひとつ。カウリング形状から空冷エンジンのように見えるのは、ラジエーターが環状のため(岡田敏彦撮影)
  • ドイツのMe262ジェット戦闘機。JV44に集中配備された(岡田敏彦撮影)
  • ドイツ本土爆撃に投入されたB-17。1200馬力のエンジン4基に排気タービン式過給器(ターボチャージャー)を備えていた(岡田敏彦撮影)
  • B-17とともにドイツ爆撃の作戦に加わったB-24「リベレーター」。機首に敵戦闘機迎撃用の回転銃座がある(岡田敏彦撮影)
  • 日本海軍の特攻専用機「桜花」。機首部分が爆弾となっていた。(岡田敏彦撮影)
  • ニューヨークのハドソン川に係留され、艦内外が博物館となっている米空母イントレピッド。第二次大戦時は日本海軍の特攻隊の攻撃で大火災となるなど甚大な被害を受けた。(岡田敏彦撮影)
  • 第二次大戦中にドイツが開発した無線誘導爆弾「フリッツX」。大型機から投下され、連合軍に投降しようとしていたイタリア軍の戦艦「ローマ」を撃沈した。(岡田敏彦撮影)
  • ドイツの無人飛行爆弾「V1」(岡田敏彦撮影)
  • 第二次大戦時のドイツの代表的な夜間戦闘機Bf110G。機首にあるのはリヒテンシュタインレーダーのアンテナ(岡田敏彦撮影)
  • 大戦後半のドイツ空軍で広く使われたBf109G。後ろはジェット戦闘機Me262(岡田敏彦撮影)
  • 日本海軍の特攻専用機「桜花」の尾部。ロケット推進だったが、迎撃機を振り切れるような性能はなかった。(岡田敏彦撮影)
  • ドイツが大戦末期に開発したHe162「フォルクスイエーガー」(国民戦闘機)安価で短時間に大量生産できるジェット戦闘機として開発され、訓練時間も短期で済むとされたが、実用化が遅すぎるなど戦局には寄与しなかった(岡田敏彦撮影)
  • ドイツが実用化したジェット戦闘機Me262。JV44など一部の部隊に配備された(岡田敏彦撮影)
  • 米空軍がドイツ本土爆撃に使った爆撃機B-17「空の要塞」。エルベ特攻隊が攻撃目標とした(岡田敏彦撮影)
  • B-17爆撃機の機首。左下に見えるのが防御用の回転銃座(岡田敏彦撮影)
  • ドイツ都市部を夜間爆撃した英空軍のアブロ・ランカスター爆撃機。背部の銃座は、迎撃するドイツ機にとって脅威だった(岡田敏彦撮影)
  • ランカスター爆撃機の尾部銃座(岡田敏彦撮影)
  • エルベ特攻隊に使われたBf109Gシリーズと同型の機体(岡田敏彦撮影)
  • Bf109が搭載したダイムラーベンツ社製の液冷エンジン(岡田敏彦撮影)
  • 第二次大戦時のドイツの代表的な戦闘機メッサーシュミットBf109G(岡田敏彦撮影)
  • B-17のエンジン下部にある排気タービン。第2次大戦当時の日本では、排気の高温に耐えるタービンが作れなかった(岡田敏彦撮影)
  • 柏葉付き騎士鉄十字章(レプリカ)。JV44には、こうした高位の勲章を授与された〝撃墜王〟が多数存在した