Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

「三井家伝来 茶の湯の名品」展

2009年05月01日 | art
三井記念美術館へ、「三井家伝来 茶の湯の名品」展を観に行ってきました。
平日平日♪

ところがつい、ちょっとハコネ気分で、カジュアルな服装で、いちおう靴だけパンプスにして出かけたら、日本橋は、背広姿の男性はもちろん、スーツにハイヒールの若い女性や、すてきなスーツを着た高齢なご婦人や、着物の奥様などばかりで、「しまった」と思いました。。。


展覧会はさすがの三井家。国宝「卯花墻」や重要文化財、大名物のお茶入れがや大井戸茶碗などが次々現れます。光悦茶碗の「雨雲」も三井家だったっけ…。
そうかと思えば赤に金襴の天目茶碗や金蒔絵の棗なども現れるのもさすがの三井家。
本家、分家など、家によってお付き合いの深いお茶の流派が違うのだそうです。
すごいなぁ…。


紹鴎好みの大棗が、蓋のふくらみがほとんどなく蓋の角もかなり鋭角で新鮮でした。微妙な違いですが…中次がいいかなぁと思っていた私には新しい棗の発見でした。
斗々屋茶碗「かすみ」に「おっ」と思いました。
仁清の絵付けで掛け切りという絵付けを初めて知りました。面白い…。
堆朱も素敵に思えてきた。彫りの深いのはやっぱり深みがあるかも。

うーん。いいですね。
お濃茶が飲みたくなって出てきました。Museum Cafeがあったので覗いたら、お薄のセットが1050円…。
まあ、帰って飲めばいいか~と思ってしまいました(苦笑)。

すばらしいお道具を見ただけでフトコロ具合もすばらしくなるわけではありません。。。



そのあとさらに上野ジュエリーの展覧会へ。こちらの投稿はまた後日。
いずれにしろ、ここ数年ハマっているものの2つの最高を、1日で堪能しました。

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2 コメント

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三井家 (赤坂うさぎ)
2009-05-02 08:01:13
三井家のミュジアムはひょっとして室町三井ビル内?
超高層ビル脇のガラスの箱の中にあるんでしたっけ?
あのガラスの箱の中に壁一面に彫刻したガラスがあったでしょ?
1枚何千万円もするんですよ。
返信する
価値観が (ぴんくこあら)
2009-05-02 22:56:52
1枚何千万円ですか★ そりゃ、展示品並みですね~。
私ならガラスよりお道具を揃える方が、ガラス1枚分だけでじゅうにぶんに嬉しいですが…。
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