Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

おひな菓子

2017年03月01日 | 茶道
昨日、幼稚園のプレ。色紙、千代紙などでひな人形を作りました。
先生「おうちにひな人形が飾ってあるひと、はーい!」
ママさんといっしょに飾ったうちの子ども「はーい!」 自信をもってしっかり手をあげました。
し、しまった、男の子なんだけどね、ま、いいよね


お稽古も、往きにおひな菓子を手に入れて伺いました。鶴屋吉信さんの「右近左近」。
 
お味(色)は三色、焼き印はすべてに捺されています。


お点前は、今回も目標に向けて、無盆唐物相伴付き。
まるまる2種類のお点前をするくらいの内容です。茶筅はあちらへこちらへ、茶巾の畳み方も真で始まり草になり、茶碗のぬぐい方も2通り、お湯の注ぎ方も…。
お稽古仲間さんが先にお点前してくださったので、それをじーーーーっと拝見して、いちどお点前したくらいの予習をさせてもらいました。それでも…アーッ、お湯が多すぎ。。。

「貴人さまのご相伴でいただいているのに、お替りをいただきたいなんていうことはない。」
ごもっとも★
それにしても、ご挨拶のたびにそちらに向き直るとか、上司の前でお替りなんてありえないとか、昨今、そんなに敬意を表して接する関係なんて、なかなかありませんよねぇ。

社会人5年めくらいのとき、営業所長などと蕎麦屋で昼食をとる成り行きになったことがありました。現場の方はみな食事が超早いと聞いていたので、お待たせしないように早く食べれられるものをとかき揚げ蕎麦を注文しました。
他のテーブルに運ばれていく料理の中に、うず高く具の乗ったものあり。野菜の太いリボンが覗いていて、皆で「あれすごいね〜」と言っていたところ、運ばれてきたかき揚げ蕎麦がまさにそれ!
「えっ、これがかき揚げなの!?」と途方に暮れた私に、営業所長ほかみなさまが笑って「ゆっくりどうぞ」と言ってくださいました。
なーんてことを思い出し。。。

お茶でこんなお点前でもやらなければ忘れている、人とのかかわり方です。



ほかに主菓子はびわ羊羹。
 

茶花は白の椿に、ヒメオドリコソウ 訂正、ホトケノザ

好きな花ですが思い切り雑草なのですが、季節感的にもちょうどよいし、たまにはこういうのも…
お稽古仲間さんがきれいに入れてくれ、萎れないよう株で引き抜いて持参したのこりも飾ってくれました。
 


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