Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

最高?の抹茶セット

2007年01月21日 | 和洋のお菓子withお茶
うちの最寄の駅周辺には、私の知る範囲で3つの茶道具屋さんがあります。お茶道具と宝飾を扱っていたり、緑茶紅茶抹茶各種扱っていたり、掛けものまで扱っていたり、特色はそれぞれです。
そのうちの1つで、喫茶もできると聞いてはいたのですが入り口などよくわからず、今日初めて行ってみました。
もちろん抹茶セットを注文しましたが、一目で大感激です!


私がお茶をやることをご存知の、社内のある方が言っていました。「公園のお茶屋さんとかでも抹茶を飲んだことは一度もない、だって量が少ないから。」
うーん、確かに。
ポットのまま出てくる緑茶・紅茶や、二煎三煎め用のお湯がついてくる中国茶などに比べ、抹茶一服は量が少ないことは、私にも否定することがデキマセン。
っていうか、同感です~!! 「お替りっ☆」って言いたくなりますよね~。

という問題点を、クリアしたのがこちらの抹茶セット。
「お棗に二煎め用のお抹茶が入っています、お席の前のポットからお湯を注いでお楽しみください」と、なんと茶杓と茶筅まで用意されているではありませんか!
もう一つ、お茶入れにしては…?という壷が。
「こちらにはこんぺいとうが入っています、二煎めのお菓子にどうぞ。」とのこと。
うわ~、至れり尽せりではありませんか!
もちろん。自分でお茶を点ててお替りさせていただくことことにチットモやぶさかでありませんよ、私。
お棗はかわいいミニミニバージョン。わくわくして開けてみると、ま、おうす一服分のお抹茶がぱらっと。ちと寂しいですが、まあそれはいたしかたありませんね。


と、一人で大いに盛り上がり、早速お菓子を頂いて、お茶を。お茶碗の絵は梅の花です。

最高のお茶セット、ただひとつ惜しむらくは…。
お茶が粉っぽい…かも。

う…粉っぽい? いやしかし、まさか。だってきれいに細かい泡がよく点っているし。こういうお味のお茶なのかしら、プロのお茶に対して私ったら思い上がってる? 
思わずさっそく二服目のお抹茶をお茶碗へ。それでやっぱり粉っぽかったらどうしよう~とか、とにかく少々惑乱気味です。
テーブル席ですから手の高さがちょっと変な感じですが、しゃしゃっとお茶を点てて一口いただいたら、うん、粉っぽくはありませんでした。

えーと。ま、二服いただけたわけだし、特に支障があるというわけではないです…。そんな、プロに出していただいたお茶に文句をつけるような身分でなし、どっちかというと素人の方に近いようなもんですから。はい。
とはいえ、お金払ったんだけど。もっとも普通の抹茶セットと比べたらじゅうぶん2セット分いただきましたが。
ちょっと、複雑な心境で二服めをいただいて、帰ってまいりました。


また行ってみようっと。

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