「上田宗箇 武将茶人の世界」展に行ってきました。
信長と秀吉、合戦の記録図、領地安堵の書状など、戦国時代の歴史の展示から始まる物語・・・。
端緒には荒木高麗から始まるものの、時代背景や戦国の武人としての紹介に多くをさくことで、命がけで戦を生き抜いてきた生き様が現れた茶道具の紹介へ。
確かに、時代と精神性を「説明」しないと、そういう私だって、竹花入の鉈痕を見て精神性を感じ取ることはできないですものねぇ。
新年に読んだ本で、近代茶人の西洋文化と日本文化の二律性を強調していました。私は必ずしも二律性ばかりとは思わず、茶や禅には二元論を超えた世界観というものがあると思います。
そう思って観るからか、上田宗箇が、利休のわびと織部のへうげの間で自分なりの美意識を模索したことがうかがえるように思いました。
伊賀の三角花入など・・・ 伊賀らしい自然釉で、端正というにはゆがみ、へうげというにはシンプル。
鎖の間が再現されているのは興味深く見ました。
茶会の記録の図解も面白く見ましたが、ものすごくいろいろ飾付されていて、あらためて驚きました。
昨今は茶室だけが取り上げられ武家茶道の間取りは現在の住宅では難しいので忘れられていますが、鎖の間って、けっこう興味深い位置づけだと思います。
お道具は、光悦の村雲や荒木高麗が展示されていたりすると、ついそっちの印象がけっこう残ってしまったりして
でも、入ってすぐの「荷い茶屋」は面白く、カッコよかったなぁ。茶箱の拡大版?
http://menomeonline.com/report01/report111230.html
さて、立礼のお席で、お茶も頂いてまいりました。
お道具、ご説明、丁寧で、いいお席でした。緋毛氈をかけた腰掛を教室に並べたよくあるお呈茶でなく、とても真摯なお席と思いました。ただそうなるとどうしても1席の人数が少なくなるのだけは残念ですね。
お菓子もおいしくいただきました。
信長と秀吉、合戦の記録図、領地安堵の書状など、戦国時代の歴史の展示から始まる物語・・・。
端緒には荒木高麗から始まるものの、時代背景や戦国の武人としての紹介に多くをさくことで、命がけで戦を生き抜いてきた生き様が現れた茶道具の紹介へ。
確かに、時代と精神性を「説明」しないと、そういう私だって、竹花入の鉈痕を見て精神性を感じ取ることはできないですものねぇ。
新年に読んだ本で、近代茶人の西洋文化と日本文化の二律性を強調していました。私は必ずしも二律性ばかりとは思わず、茶や禅には二元論を超えた世界観というものがあると思います。
そう思って観るからか、上田宗箇が、利休のわびと織部のへうげの間で自分なりの美意識を模索したことがうかがえるように思いました。
伊賀の三角花入など・・・ 伊賀らしい自然釉で、端正というにはゆがみ、へうげというにはシンプル。
鎖の間が再現されているのは興味深く見ました。
茶会の記録の図解も面白く見ましたが、ものすごくいろいろ飾付されていて、あらためて驚きました。
昨今は茶室だけが取り上げられ武家茶道の間取りは現在の住宅では難しいので忘れられていますが、鎖の間って、けっこう興味深い位置づけだと思います。
お道具は、光悦の村雲や荒木高麗が展示されていたりすると、ついそっちの印象がけっこう残ってしまったりして
でも、入ってすぐの「荷い茶屋」は面白く、カッコよかったなぁ。茶箱の拡大版?
http://menomeonline.com/report01/report111230.html
さて、立礼のお席で、お茶も頂いてまいりました。
お道具、ご説明、丁寧で、いいお席でした。緋毛氈をかけた腰掛を教室に並べたよくあるお呈茶でなく、とても真摯なお席と思いました。ただそうなるとどうしても1席の人数が少なくなるのだけは残念ですね。
お菓子もおいしくいただきました。
氷柱が落ちる建物は、通路が紐で封鎖されていました。