頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

目薬パニック

2014-01-03 19:44:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)
お昼寝中のときんさん。



朝も夜も目薬をさされて疲れてしまったのでしょうか、巣箱の外で寝ています。
ハムスターへの点眼はかなり難しいらしく、ネットで調べてみてもこれといった決定打がありません。ときんさんは若くて力の強いゴールデンハムスターなので、首の後ろを持って保定するだけではどうにも暴れて逃げられてしまいます。前脚を指で包み込むように押さえても、今度はうなぎが手から抜けるようにうねうねと逃げ出すし、床に押し付けるようにしても、首が胴体にめり込むほど後退して抵抗します。
しかし、暴れていても、ある程度目薬を目に近づけると、観念したようにぴたっとおとなしくなることがあります。そのすきを狙って、一滴を目に垂らすのですが、ハムスターの小さい目にうまく命中させるのがなかなか難しいです。



巣箱から出てきたときんさんです。やはり片目が閉じてしまっています。なんとか捕まえて眼を清拭し、点眼をします。点眼が終わったあとは、やはり相当怖かったのか巣箱に帰ってしまいます。



しばらくして、巣箱の前に鳩の餌を乗せた手を差し出してみました。やはり相当警戒しているようです。治療のために今まで築き上げた信頼が崩れ去るのがとても悲しく思います。



一応、手には乗っかってくれました。
このあと再び巣箱に戻ります。



主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
・ハムスターセレクション

副食
・キャベツ
・ブロッコリースプラウト
・鳩の餌(手渡し)



その後、巣箱からまた姿を現したときんさんですが、やはり顔が濡れたのを気にしてか、目の周りを引っ掻いてしまいます。完治には遠いようです。

先日診察していただいた動物病院の先生も、床材にウッドチップを使用することでの目のダメージを危惧していました。他の動物病院のブログでも、ウッドチップが原因で目を傷つけたハムスターの症例が載っていたりします。
今の飼育書はウッドチップの使用を奨励している、あるいはアレルギーの観点からのみ危険性を語り物理的に目を損傷させる可能性まで語らないでいるものが多いようです。もしかするとそろそろ、床材=ウッドチップという常識が変わるかもしれません。



1/5以降は診療開始する動物病院も増えてくるので、目薬の補充も兼ねて診察に連れていきたいと思います。もうちょっとだけ頑張ろうね。