頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

「かじり木あれこれ」補足【ミルキューについて】

2014-01-09 21:50:43 | 用品のこと
「かじり木」と言っても本当に木材で出来ただけのシンプルなものもあれば、インディアンコーンの様に食べられる「おやつ」のようなものまで存在するので、果たして用品というカテゴリに書いていいのか微妙になってきます。取り敢えず今回は以前に書いた「かじり木あれこれ」という記事で取り上げた「ミルキュー」という商品について補足したいと思います。

ミルキューとは「ちびまるくんのミルキュー」という名前で販売されている、アルファルファという牧草を固めたおやつです。硬さがあるので、かじり木の代わりとして使えると以前の記事で書いたかと思います。アルファルファはハムスターも食べることができる植物として挙げられています。

ところがこのミルキュー、アルファルファを固めるために「牛乳」を使っていると聞いたのです。
牛乳はハムスターにとっては害のある飲み物の一つです。というより、牛乳を摂取してちゃんと分解できる動物ってなかなかいなくて、例えば猫はミルクが好きなイメージがありますが乳糖を分解できずお腹を壊すことが多いそうです。人間でも同様の体質の人がいます。

話がそれましたが、パッケージ裏面の原材料名を見ても、牛乳の文字は見当たりません(2014/01/09現在)。人づてに聞いた話なのでなかなか根拠が掴めなかったのですが、あるショッピングサイトの某ネットショップ上の商品紹介ページにおいて、原材料名の中に「牛乳」の文字を確認しました。

この商品を展開している株式会社アラタのホームページをスマートフォンから見てみましたが、ミルキューをホームページ上に確認することはできませんでした。またショッピングサイトによっては牛乳の文字がないものもあって、「天然素材だから安心」などと誤解を招くのではと思う記述もありました。
(例えば100%天然のトリカブトを食べたら死ぬよね)

今回はまるでミルキューと株式会社アラタさんを晒しあげているかのような記事になりましたが、この商品に限ったことではありません。例えば、木製の「かじり木」の素材がなんであるのか、広葉樹なのか針葉樹なのかもはっきりしないというのが現状ではないでしょうか。床材に関してはアレルギーの危険性について言及するのに、これは片手落ちじゃないのかなと思うのです。

犬や猫に比べて、ハムスターを含むエキゾチックアニマルの歴史は浅く、昔に比べて増えたとはいえ安全な商品は少ないように思います。そのことを考えると、決してハムスターを飼育するのは容易ではないのかもしれません。

床材を変(替)えてその後。

2014-01-09 19:04:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)
もうちょっとしたら「用品のことについて」カテゴリーでまとめようと思いますが、ジクラ「万能消臭マット」について現時点で気づいたことを書き留めておきます。
まず長毛種であるときんさんの体毛との相性についてです。粒状のウッドチップのような形をしているので、フレーク状の「消臭エコマット」よりは絡まりにくいです。もちろん絶対に絡まないわけではなく、特に治療中の左目の目にくっついてしまうことがあります。絡まったりしても手で比較的簡単に取ることはできます。
次にアレルギーの点ですが、現時点ではアレルギーのような症状は見受けられません。とはいえどういったアレルギーを起こすかはハムスターそれぞれの個体差ですから、これさえ使っていれば安心ということはできません。また、若干ではありますが粉塵が舞うことがあるので、気になる方はふるいにかけてから使用したほうがいいと思います。
それから、粒が荒いので床材がでこぼことした感じになりやすく(例えるならコーンコブのような感じ)、足腰の弱った老ハムスターにはもしかしたら向かないかもしれません。
最後に、消臭エコマットのような紙の床材は柔らかいので、穴掘りをしても爪が減らす伸びやすくなるということがあったのですが、万能消臭マットの方は材質が木片の様なので爪とぎ効果もあるかもしれません。

なぜ前置きがこんなに長いかというとあまり写真がないからです。目薬のあとは巣箱の中にこもってしまうので、あまり写真が撮れません。



朝の日差しの中、のどが渇いたのか水を飲みに出てきたようです。なぜか人間が座るかのようなポーズで水を飲んでいます。



帰り道でインディアンコーンもかじかじ。
先日買い物をした時に、チモシーリースとなしバーというかじるおもちゃを購入して一緒に入れておいたのですが、一番人気はやはりインディアンコーン。かじった粒はすぐには食べずに巣箱の中にためているみたいです。粒だけでなく芯もかじっています。



時間は流れて午後六時前。
左目が治りきりません。ひどくなっているわけではないですが、目やにがべたっとまぶたについています。こわくないよー、すぐ終わるよーと言いながら保定して点眼。



その後は、しきりにあちこちに穴を掘っていました。点眼が終わるとやけに穴を掘りたがります。
細かいところではありますが、次第に絡まっていた床材がとれてきたようです。尾の方に絡まった物もだいぶスッキリしてきました。



食餌の用意をしますが、やっぱり怖いみたいで隠れてしまいました。

主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
・ハムスターセレクション

ペレットを今後どうしようか考えています。ときんさんは成長期を過ぎて維持期に突入しているので、別に三種類ものペレットを混ぜなくても良いのです。
好まれていて手に入れやすいという点ではハムスターセレクションですが、飼い主のお財布事情に少し厳しい値段です。ヘルシーハンドフルは、レビューによると腸の調子を良くするそうなので、毛玉ケアになるかもしれない。CR-LPFはベテランハムスター愛好家に評判が良いのですがネットでしか入手できず、しかも品切れや取り扱い中止が頻発しやすいのが難点です。

副食
・ニンジン
・鳩の餌

ときんさんは好きなものでも続けては食べない主義のようです。だんだんニンジンを食べ残すようになりました。ペレットをしっかり食べてくれていればそれでいいんだけどね。



しばらく目を離していたらいつの間にか餅のようになって寝ていました。



文章を書いているうちにまたしてもいつの間にかやってきて、ごはんを食べています。カリカリポリポリ音がするところからすると、ペレットか鳩の餌を食べているのかな?