ゴールデンウィークの頃に、毎年見ることができる、本当に小さなサルゾウムシの仲間がいる。
数年前にTさんに教えてもらってから、我が家からも近いので、このミズキを見るのだが毎年いくつもいる。
ところが、何しろ2mmくらいと小さいので、ゴミにしか見えない。
葉の裏を順に見て行くと、こんな黒い点が目に入る。
この写真の左の方にも黒い点は見える。
ほとんどがじっとしているので、虫には見えない。
近づいて拡大した写真です。 (別個体です)
横からも撮影。
あまりに葉を動かしたり、カメラを近づけると嫌がってやおら動き出し、葉の反対に隠れたり、びゅうっと飛んでしまう。
あまり正面を撮らせてくれないので、こんな写真しか撮れなかった。
さて、種名ですが、ミズキトゲムネサルゾウムシ?としました。
というのも、ほとんどミズキトゲムネサルゾウムシの写真が出てこないのです。
甲虫図鑑にも、日本産ゾウムシデータベースにも載っていない。
ブログではなくて見つけたのはここで、写真が載っていました。 → クリック
どうでしょうか?
知りませんでした。
本当にぱっと見ゴミにしか見えませんね!
写真の載っているサイトを見ると、Coelioderes sp.1 となっていて
学名がないということで、未だ未記載種ということでしょうか。
和名も仮称なのかもしれないですね。
ほかにもたくさん未記載種らしきのが載っていますし、論文が追い付かないのかもしれないですね…
ミズキにこんなゾウムシがいるということもあまり知られていないので、これは自分では見つけられないです。
noriさんも、次々と面白そうなことを始めますね。とても、ついていけないのですが、顕微鏡観察はやりたい。
中学は杉並区で、井の頭池にも近いので、プランクトンを調べました。