今年は、いろいろなところのホウノキを見て回ったが、どういうわけかフチグロヤツボシカミキリに出会えなかった。
ところが、昨日やっと出会うことができた。
しかも、マクロレンズで撮れるくらいの間近で。
いつもは大きなホウノキの上の方の葉にいるのを望遠レンズで撮っているのだが。

この色、そしてこの模様はどういうわけで出来上がったのだろう。
光り輝いて、何とも言えずきれいだ。
大きさは、13mmくらいだろうか。
ゆっくり動いて下向きになり、足元をかじり始めた。

なんと、先日のクビアカトラカミキリと同じように、右後脚の先が欠損している。
しばらくすると、今度は上向きになった。
口元には木くずが付いている。

そしてさっきほどかじったあたりに、尻を入れていた。
たぶん産卵しているのだろう。

カミキリムシは赤や青、トラ模様など、色彩豊かなものも多いが、このフチグロヤツボシカミキリは青く光り輝いており、また近所で見られるというのが気に入っている。
良かった、今年も出会えて、それも間近で。
写真も実寸よりかなり大きく映り、素晴らしく綺麗に撮れていて見事です。
本種はもうそろそろ見納めの時期かと思います。
専門家から見事と言われて嬉しいです。
こんなに近くで撮れて本当にラッキーでした。
今年はどうもタイミングが合わず見つからなかったので、最後のチャンスでした。
ハンオアオは、撮影したことがないのですが。