Tさんが、ミソハギにいる1.7mmの大きさという超微小のホソチビゾウムシと言うのを見つけた。
これは是非見たいと、早速見に行った。
湿地のミソハギには小さな食痕が沢山あり、これが全部このゾウムシの為ならかなりいそうに思える。
ところがいくら探しても見つからない。
しゃがんで、眼を近づけて一本づつ見て行くと、小さな黒い点が葉の裏にある。
これなのだろうか?
よく見ると小さいがゾウムシだ。
じっとしていたのだが、茎を持って向きを変えて撮影しようとすると、動き始めた。
指の先も入れて撮影すると、このケシ粒くらいの大きさ。
拡大するとこんな色と形。
横から見ると、胴体から口吻の先まで弧を描いている。
一応スケールも入れて撮影すると、確かに口吻をのぞいた体長は2mm弱である。
本当にゾウムシは、当地でもまだまだ知らないのがいくらでも出て来そうである。
ところで、今回調べていて知ったのだが、チビゾウムシと名が付くのでチビゾウムシ科かと思ったら、ミツギリゾウムシ科だった。
更に、アザミホソクチゾウムシなどホソクチゾウムシと名がつくのはホソクチゾウムシ科であったのが、これもミツギリゾウムシ科になったようだ。
参考 ↓
しかし、日本産ゾウムシデータベースは以前の分類である。
ネット上にはいろいろと混ざっており、見る方は混乱してしまう。
30分くらい遊んでもらえそうですね。
ミソハギを見つけたら探してみたいと思います。
ではでは。。。。。。や
顔かわいいですよ。
是非見つけて得意のマクロで撮って見てください。