昨日は、長年北海道に住んでいても、見たことがないような猛吹雪だったそうです。
東京でも午後にアラレが降ったところがあるようですね。
南大沢では一瞬暗くなって雨が降ってきただけでしたが。
先日、たまには多摩川にということでまたMさんと出かけて、ヤナギで越冬中の虫を探しました。
何種かいたのですが、やや大きめの5mmくらいですかね、イネゾウモドキの仲間が出てきました。
これがまた、種名を特定するのが難問なのです。
と、昨年の今頃も同じことを書いていましたが、進歩がないですね。
ところが、今回Mさんが良い記事を見つけて教えてくれました。
https://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/kanko/146-2.pdf
私には、読んでもなかなかわかりにくいのですが、以下の8種が載っていました。
Eteophilus notaroides (KÔNO) ムネビロイネゾウモドキ
Eteophilus roelofsi (FAUST) アカイネゾウモドキ
Eteophilus hirtipennis (BEDEL) ケナガイネゾウモドキ
Eteophilus etorofuensis (KÓNO) エトロフイネゾウモドキ
Eteophilus shikotanus (KÔNO) シコタンイネゾウモドキ
Eteophilus rectinasus MORIMOTO et ENDA, sp. nov. ヤナギイネゾウモドキ
Eteophilus urakoae MORIMOTO et ENDA, sp. nov. ポプノレスイネゾウモドキ
Eteophilus maculipennis (ROELOFS) モンイネゾウモドキ
昨年もヤナギイネゾウモドキか、アカイネゾウモドキかと思っていたのですが、「ヤナギイネゾウモドキは吻が両縁平行」、「アカイネゾウモドキの吻は ♂ ♀とも基部で最も幅広く,触角付着点に向かって狭まる 」とある。
これによると、ヤナギイネゾウモドキか?
ちなみに、昨年撮影したのは吻が基部で幅広く見えるので、アカイネゾウモドキだろうか?
他にも識別点がいろいろ書いてあるので、これからは頭部を含めそれぞれの角度から撮影しようと思う。
今回も、アカイネゾウモドキのようなのがいたのだが、撮影がうまくできていなかった。
いずれにしろ、専門家ではないので、こんなのがいたということで種名がはっきりしないのはすべて「・・・の仲間?」で載せていこうと思います。
小さなゾウムシの同定かなり難儀ですが種類が分かるとまた楽しさも倍増いたしますね
体調不良とのこと、お大事に!
ゾウムシは写真だけでは分かりにくいのもいて大変ですが、面白いですね。