雪はまだまだ残っていて、日陰では1週間以上消えないかもしれない。
ムラサキツバメの越冬はどうしたか気になったが、昨日は行くことができなかった。
知り合いのSさんが、昨日見に行って様子をメールで教えてくれた。
それによると、葉の上にいたのは1頭で、気が付くと足元の雪の上にばらばらに何頭も落ちていたというのである。
触ってみると足を動かしているので、葉の上に戻したというのである。
今日行ってみると、8頭いた。
そして、隠れた下のほうの葉に1頭いた。
離れてみるとこんな感じで、中央上部に8頭、下に1頭が見られる。
上のほうは陽があたってきたので、動き出すかもしれないが、時間がなくてそこまで見ることができなかった。
また行ってみようと思う。
それにしても、南方系のチョウで15年くらい前から関東で見られるようになったようなので、雪には弱いのかもしれない。
それでも生息範囲を広げようとするのが本能なのだろうか。
ムラサキシジミは、すごいですね。
また、見に行ってみようと思っています。
↑ 秩父ではこんな報告もあります。
個体の命を犠牲にしても種の繁栄を図るという晴明の戦略には空恐ろしいものすら感じますね。
まあ、生息地を広げるのは種にもよるでしょうが、本能の行動ですかね。
耐えられるのかなあ …
あいつら元々「冬」という概念がなかったのだろうし。
ヒメアカタテハでもイチモンジセセリでも、晩秋におびただしい数の個体が北に向かって移動しますよね。
それで限界を試すかのように耐えられない寒さの土地まで行ってしまう。
いつの日か温暖化になることを予測して一万年以上そういうことを繰り返しているのでしょう。
今晩の雪は、先日よりは少なそうなので、大丈夫かな。
そこにはたまたま長池公園で知り合った方がいらっしゃったので二人がかりでした。
今回は助けた結果になったと言え、今週末の大寒波でどうなってしまうのでしょうね。
ムラサキツバメが越冬のため一カ所に集まるメカニズムについては仮説を持っていて、このときその実験方法を話したところです。
ウラギンシジミはそれでも葉裏にいるので少しは被害も違うのでしょうね。
あ、自分と同じことをやっている方がおられたのですね。私も地面に落ちていたムラサキツバメを葉上に戻したりしてました。
ムラサキツバメではありませんが、ツバキの葉裏のウラギンシジミを観察している時に、すぐそばに雪のかたまりが落ちてきて、それまでじっとしていたウラギンシジミが少し動いていました。
ウラギンシジミは単独で越冬。南方系のムラサキツバメは、寒いからみんなでいようよ、と語らっている…なんてことはありませんね(笑)。
きっと雪の塊が上から落ちてきたので、落とされてしまったのではと思いますが、詳細は不明です。
今日もしっかりつかまっていました。
足だけこうして葉にしがみついてますが
良く落ちないものだと感心しますね。