午後の森は暗くなりかけていた。
伐採木置き場の奥の方のササに、寄生蜂風のがじっとしていたが、暗くてよく見えない。
手を伸ばして、フラッシュ使用で撮影したが、よく撮れない。
数枚撮影したところで、どこかへ去ってしまった。
10mほど離れた明るいところへ出ると、先ほどのと思われるハチが盛んに飛び回っている。
なかなか止まらず、何枚か撮影するがピンボケ量産し、これも飛び去ってしまった。
これは以前撮影したことがある、オオコンボウヤセバチ(コンボウヤセバチ)だ。
ササにとまっていたのと同じだと思い込んでいたのだが、帰宅後、最初の写真を明るくして拡大してみると、どうもオオコンボウヤセバチとは違う。
産卵管の先は白くないし、胴体の筋はオレンジ色ではなく白い。
調べてみると、シロフオナガバチのようだ。
シロフオナガバチは、ヒメバチ科オナガバチ亜科。
オオコンボウヤセバチは、コンボウヤセバチ科のようだ。
寄生蜂といういうのは種類も多く、不思議な生態もあり、興味深いが難しい。
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