図書館で「昆虫こわい(丸山宗利 著)」という本を借りて読んだ。
丸山さんについては、今までにも何度かこのブログに載せたが、この本も面白い。
南米、東南アジア、アフリカの密林などへハネカクシ、ツノゼミ等々の昆虫採集に出かけて、様々な恐ろしい目に遭うという内容である。
まず、その国が大変危険であり、またジャングルで遭難しかかったり、蚊やハエもアリも危険なものがいて、それはこわいですね。
同行者には小松貴さん、山口進さん、島田拓さんなどが出てくる。
そして新種発見がいくつもされるわけだが、密林の開発が次々進む中、今発見しないと人知れず絶滅する種も多いのは容易に想像できる。
日本でも、野鳥も虫も十数年前と比べても減って来ていると感じる。
まあ、ともかく自分が怖い目に遭うのでは無いので、読んでいるには、なんとも面白い出来事が次々と出てくる。
しかし、この本の題名「昆虫こわい」は、落語の「まんじゅうこわい」をもじったものと書かれていたのには笑ってしまった。 なるほどそういう意味か?
まあ、南米やアフリカは本で読んで楽しむのがいいな。