今年の2月に初めて見たミスジチョウの幼虫の記事をこのブログに載せたが、その後も観察を続けていたので、だいぶ時間がたってしまったがまとめてみた。
アサギマダラの成長観察と共に、こちらも楽しみに時々のぞいていた。
初めて見た2月15日の幼虫がこちら。

これを教えてもらった時は、最初どういう形なのか良くわからなかった。
その後何度か見に行っていたが、4月8日にさらに奇妙な形の終齢幼虫となった。

4月21日には少し動いて葉の上の方にいた。

そして翌日4月22日には元の葉に戻った。

4月25日に、いよいよサナギになりそう。

翌日の4月26日にサナギになった。

ここまでくれば、後は羽化を待つばかり。
4月30日、すっかり初夏の装いでまわりは緑が増えて、かえって白っぽい枯葉とサナギが目立つようにも見える。

5月12日、少し色が変化してきたので、羽化も近いのか?

5月14日、昨夜の雨で水滴がついているが、若干黒い部分が増えたか?

翌日の5月15日には、さらに黒く変化し、明日にでも羽化しそう。

ところが、どうしたわけかその後何日も羽化せず、ついに6日ほどたってしまった5月20日もこの状態。

何かに寄生されてしまったのだろうか。
それにしても腹に穴が開いているということもないのだが。
たぶん、黒くなってからこれだけ経過してしまってはだめかもしれない。
この日はアサギマダラが羽化した日なので、同時に羽化したら最高だったのだが。
いずれにしろもう少し様子は見に来よう。
ところが5月22日になると何ということか!!!

サナギがなくなっていた。
羽化したのなら殻は残るはずだが、鳥にでも食べられてしまったのだろうか?
残念な結果だったが、冬から初夏まで長い間楽しませてもらった。
これを見つけてくれたKさんに、あらためて感謝です。
いつも楽しく拝見しています。
南大沢にミスジチョウが生息しているんですね。自然が豊かなんだなと感じます。
少し前ですが、7月3日に、長池公園にルリボシカミキリを探しに行きました。その際に見たものについて、二つ質問させていただけますでしょうか。ひとつは、アカショウビンと思われる鳥を目撃しました。南大沢にいますか!?私の見間違いでしょうか。3メートルほどの近距離でしたし、あの鳥を見間違うとは思えないのですが。見間違いとしたら、何と見間違ったのでしょうか。もうひとつは、ノコギリの切りカスのようなフレーク状のおが屑が根元に堆積しているコナラを何本も見ました。あれはカミキリによる食害でしょうか。だとしたら、何カミキリなのでしょうか。かなり派手にフレークが噴き出していて、目立ちました。
アカショウビンは全身赤いのとかなり大きめなので目立ちますね。ただ、この時期にいるかどうかわかりません。写真は撮ってないのでしょうか。
以前春の渡りの時に庭に来たのを見たという方は近所におりました。
コナラの食害はナラ枯れですね。
昨年から急にひどくなり、今年も被害はすごいです。カシノナガキクイムシと言うのがあけた穴です。
昨年、南大沢季節便りに記事を載せましたので、ご覧ください。
http://minam.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-20bf4f.html
カシノナガキクイムシの記事はこちらです。
https://blog.goo.ne.jp/mos314/e/f7fb8259a485bbfd458c7074fe50f265