初釜

2012-01-08 21:51:28 | Weblog
今日は茶道の先生の初釜でした。

昨年は、腰掛待合なども用意されていて、炭手前から始まるなど、本格的でしたが、
今年は、娘さんのサポートもなかったので、簡略バージョンでした。

でもとっても楽しい時間を過ごせました。

参加者は20代~70代まで計8名。

上のクラスの方から私のようなペーペーまで様々でした。

床や釜、今日の棚ー紹鷗棚や棗を拝見すると、濃茶が始まります。

濃茶は毎年 裏千家では 花びらもち をいただきます。

甘い餡としょっぱいごぼうが合わさり、お正月を感じられるお菓子です。

途中休憩をし、点心 → うちではちょっと高級なお弁当のようなもの をいただきました。

後半戦は、薄茶をいただきます。

お菓子は、松華堂の 千代の糸 というお菓子です。 

ちょうど松華堂の写真を載せている方がいらしたので、リンクさせてもらいました。

薄茶席では、弟子達が皆1服ずつお茶を点てました。
普段のお稽古とは違い、みなの視線を感じながらだったので、
いつもはできていることをど忘れしたりもしました。。。

やっぱり本番には弱いようです。

最後は恒例の福引。

今日は、

熨斗袋の中に、



が入っていて、あれ?今年は懐紙だけ?とおもいきや、



この紙が。私は寒紅梅でした。

すると、飾ってあった、茶碗や蓋置き、香合に、実は先生が名前を振ってくれていて、
それをいただけたのです。

私がいただいたのは、





宝船に七福神が乗っている香合と、蓋置きです。






実は、七福神は、年末にアンティークショップで気に入って買ってしまった黄色い帯→まだ締めてません。
に、「開運出世合体七福神」歌川国芳
という絵が描かれていて、






いつもは縁のない七福神に縁のあった年末だったので、
年始にも引き続き、七福神とのご縁があり、
今年はよい年になるぞ!!と勝手に思っているのです。

自分の好きではない種類の着物→いわゆるたれものというさらさらしている着物です。 を着なければならない日で、
さらに帯も格式高いものを着用しなければならないので、
とても窮屈なのですが、
やはり今日のような初釜で皆がそのような着物を着ていると、
とても華やかで、
知らなかったら、知らないままで何も不幸はないのですが、
その世界を知ったら、また楽しみが増えたという感じです。

今の状態が100%幸せとすると、
何かを知ると、それが110%とか120%とかいう風に、
少しずつ、楽しみが増えるので、
であった縁のあるもの→色々なもの・人 には、
いつも楽しい気持ちで接したいと思います。

来年もまた楽しみです。

たまたま見つけた記事 裏千家のお家元の初釜です。

私の先生は9日に御呼ばれしています。