アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

宵の明星

2005年12月15日 19時28分13秒 | Weblog
午後六時ごろ、南西の空にキラリと金星(たぶん)が光っています。スコープでのぞくと、キラキラと瞬いて、とてもきれいです。
ちょうど窓から見えるので、室内から、先日買った、天体望遠鏡で倍率を上げてのぞいてみたら、月のように半円形(というか若干三日月型)に見ることができました。

釈迦は明けの明星を見て真理を悟ったといいますが、私は、そうか金星は地球と同じ太陽の周りを巡っている惑星なんだ、以外と近いんだとな、思うことができました。
そうやって星を見てみると、なんだか不思議な幸せを感じます。
星は夜空に瞬く光ではなく、しっかりと実体を伴った天体なのだと信じることができます。

むろん小さな天体望遠鏡で、空気の汚れた地方都市で見ている限りは、せいぜい月や太陽系の近くの惑星を見るのがせいぜいです。冥王星や天王星やアンドロメダ星雲は見えません。

それでもこの望遠鏡のおかげで、ただ漫然と夜空を見上げるのとは違った楽しみを見つけることができたようです。
次は月のクレーターを見てみたい。そんな願望も生まれてきました。

でももしも、月をのぞいてウサギさんが見えちゃったりしたら……病院に行って相談したほうがいいでしょうね。