知り合いとの飲み会のため、泊まりがけで出かけてきました。その帰りの出来事。
心配していたうつ病は薬のおかげで大丈夫だったのですが、飲み過ぎたせいか、帰りの電車で、いわゆるシルバーシートに座ってぐったりしていました。
斜め向かいに座っている二十歳ぐらいの女の子が、電車の中でまつげを巻いている(名称が分かりません。大きなハサミのような道具)を見て、いまどきの娘は……などと思っていたのですが──。
そのうちに、その娘さんは友達と偶然会ったらしく、楽しそうにおしゃべりを始めました。
電車が発車する直前でしょうか、私が本を読んでいる時に、七八十歳くらいの老夫婦が乗ってきたのです。
もちろん本来なら、シルバーシートに座っている私が気付いて、席を譲らなければならない状況でした。
そこですぐに、今まで、楽しげにお話ししていた二人の娘さんが、老夫婦に声をかけて席を譲ってくれたのです。
何気ないことなのかも知れないけれど、その光景を見たとき、とっても幸せな気持にさせて頂きました。
こういう女の子達がいるのなら、我々の住むこの世界も、まだまだ捨てたもんじゃないなぁ……なんて、勝手に幸せ気分に浸ってしまいました。
今日、電車で拾った、小さな幸せのお話でした。
心配していたうつ病は薬のおかげで大丈夫だったのですが、飲み過ぎたせいか、帰りの電車で、いわゆるシルバーシートに座ってぐったりしていました。
斜め向かいに座っている二十歳ぐらいの女の子が、電車の中でまつげを巻いている(名称が分かりません。大きなハサミのような道具)を見て、いまどきの娘は……などと思っていたのですが──。
そのうちに、その娘さんは友達と偶然会ったらしく、楽しそうにおしゃべりを始めました。
電車が発車する直前でしょうか、私が本を読んでいる時に、七八十歳くらいの老夫婦が乗ってきたのです。
もちろん本来なら、シルバーシートに座っている私が気付いて、席を譲らなければならない状況でした。
そこですぐに、今まで、楽しげにお話ししていた二人の娘さんが、老夫婦に声をかけて席を譲ってくれたのです。
何気ないことなのかも知れないけれど、その光景を見たとき、とっても幸せな気持にさせて頂きました。
こういう女の子達がいるのなら、我々の住むこの世界も、まだまだ捨てたもんじゃないなぁ……なんて、勝手に幸せ気分に浸ってしまいました。
今日、電車で拾った、小さな幸せのお話でした。