Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

大手バス会社は、リーディングカンパニー。

2024-08-31 13:43:34 | 日記
前回の記事で、バス会社は入社してから3年は新人期間が設けられている旨の記事を書きました。

入社3年までの新人期間について。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

バス運転士は、入社してから3年間は運転に集中して仕事を覚えていく期間が確保されていると以前から説明させていただいています。この3年間は、新人バス運転...

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当然、この記事を見て「入社から3年以内だけど、会社の仕事を頼まれています。」と云う方もいらっしゃるかと思います。

実は、私も以前勤務していた会社がそうで、私も入社から1年半で運行管理者を土日だけ頼まれたことがあります。

また、私と同期に入った先輩は、1年ほどで本人のコミュニケーション能力を買われて、労働組合の事務を頼まれていました。

私よりも9ヶ月前に入社した女性運転士は、過去のトラック経験から来るドライビングテクニックを買われて、入社1年程で新人の指導教官をやっていました。

このように、どこの会社でも一律に3年間の新人期間が設けられていると云う訳ではありません。

地方の中小バス会社は、新人研修期間も含めて、都会の大手バス会社に比べて緩い傾向に現在はあります。

田舎のバス会社のメリットとデメリット。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

私は、今のバス会社に就職する前に地方のバス会社で3年6ヶ月の勤務経験があります。以前、未経験者は都会の大手バス会社で3年勤務した後に田舎のバス...

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さて、都会の大手バス会社は、全国のバス会社のリーディングカンパニーの役割も同時に担っているため、事故の防止体制についても理想的な方法を先駆者的に行います。

この都会の大手バス会社が行った方法の成功事例を真似して、全国のバス会社の事故防止体制が組まれ浸透していくと考えられます。

営利のみを追及する企業の様に、下請企業や中小零細企業をサンプル(実験場)とし新しい方法を実験して、その後その大手企業が良い部分を取り入れる非人間方式とは真逆です。

まさに、官民が協力して盛り立てる公共性の高い事業(公共交通サービス)だから可能な発想です。

官民一体で、全国のバス運行の事故防止体制の構築を真剣に考えている業界です。

そのため、都会の大手バス会社で成功した方法は、後に役所の指導の原版になり、末端の中小バス会社に浸透していくことが安易に予想できます。

私が云っている3年の新人期間は、都会の大手バス会社の多くが現在採用しています。

今後、日本中のバス会社がこの成功体験にならい変わっていくと考えています。

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入社3年までの新人期間について。

2024-08-31 08:07:27 | 日記
バス運転士は、入社してから3年間は運転に集中して仕事を覚えていく期間が確保されていると以前から説明させていただいています。

この3年間は、新人バス運転士としての期間で、その後の3年から10年間は中堅バス運転士としてバス会社から会社の仕事を任されるようになります。

若い人の顔が変わる! - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

入社して3ヶ月の研修を修了して、独車後しばらくした若い人の顔が、自然な感じで良いです。入社したばかりの時は、何かに憑かれたかのような不自然な感じですが、バ...

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一番大変な時期が3年から10年までの中堅期間です。昔の大手バス会社では、この期間の大変さから自○者も出た忌まわしい過去があります。

では、何故3年間の新人期間がもうけられているのでしょうか?

普通の企業の場合は、3年前でも本人のやる気や能力を鑑みて、会社の仕事を任せる場合もあると思います。

それでもバス業界では、それをしない場合が多いです。

理由としては、どんなに能力ややる気があるように見えても、バス業界に縁の無い人間は3年以内に辞めていくといった、ある種のジンクスの様なものがあるとも云われています。

また、入社して1年から3年位は、運転に慣れてきて無理な運転をしがちな時期で、一番事故に注意な期間でもあります。

この時期に、会社の責任ある仕事を任せると、心配事や気持ちのコントロールの間違えから重大事故に繋がる可能性も無視できません。

この事は、普通車でも同じで、慣れてきた時期が最も危険な魔のスポットであると云われています。

さて、バス運転士は安全第一で運転に集中する義務があり、その集中を妨げる要因がある場合は、予めその要因を排除する必要があります。

有名なところでは、片手運転禁止やそれを誘発する「手を挙げた挨拶」禁止などが挙げられます。

手を上げて挨拶することは禁止です。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

私がバス運転士にはじめてなった令和2年当時、運転士同士がすれ違うときは、必ず手を上げて挨拶するように教わりました。実際、挨拶を忘れて先輩運転士から厳しい叱...

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新人期間も予め事故が多い時期であることが判っているならば、その要因を少しでも排除する必要があります。

この日々の努力を事前にしているか否かが、実際の事故処理の際の悪質性の判断に重要な要素となります。

要するに事故に対して、日頃からするべき防止努力をしたけど発生した事故なのか否かでは、悪質性の判断も異なると云うことです。

そんなこともあってかどうかは知りませんが、バス運転士には新人期間が3年間設けられています。

バス運転士になることは、禅寺に入門すること。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

バス運転士になって一番必要な能力と感じるものに、「平常心を保つこと。」があります。先ず、いかなる道路状況でも事故無く、無理無く走ればそれでいいことですし、会社側...

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この期間にバスの運転で一番難しい気持ちのコントロールをしっかり覚えて、事故の無いバス人生を送っていただきたいと切に願います。