Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

バス運転士経験者からフリーランサーへの道。

2024-08-10 22:15:49 | スキルアップ
先日、youtubeで「貞山放送鉄生」と云うチャンネルを視聴しようとしたところ、案件動画がUPされていたことに気付きました。



何かと思い見てみると、ドライバーに特化した求人サイトの紹介を企業向けにされていました。

紹介されていたサイトは、「運送、倉庫、製造に特化の求人サイトLEAD」で、サイトの詳細は以下は以下に掲載します。

(求人掲載希望企業向け)

【求人掲載募集中】ドライバー・倉庫・製造の求人サイト「LEAD」

LEADはドライバー・倉庫・製造に特化した求人サイトです。ご掲載をご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

株式会社LEAD


(職探しのための求人検索サイト)

ドライバー・倉庫・製造のお仕事探しならLEAD【求人サイト】

ドライバー・倉庫・製造のお仕事探しならLEAD【求人サイト】

株式会社LEAD


(youtube-channel)

株式会社LEAD

株式会社LEADは浦和で求人サイトを運営しています🚚💨株式会社LEAD求人サイトで掲載中の企業様の動画を公開するチャンネルです🙌求人サイトLEADhttps://kyujin-lead.j...

YouTube


このサイトでは、主に貨物ドライバーの求人に強いようですが、バスやタクシーなどの旅客ドライバーについても取り扱っているようです。

私も興味があったので、求人検索サイトの方を検索して、内容を確認してみたところ、一つの掲載広告が目につきました。

この「運送、倉庫、製造に特化の求人サイトLEAD」のPRと新規に掲載を希望する企業獲得のための営業職です。

(募集要項)
○ 勤務地:埼玉県さいたま市浦和区高砂2-6-3ファーストセンタービル5F
○ 仕事内容:【代理店】募集、求人サイトの宣伝、新規顧客獲得営業
○ 就労時間:好きな時間帯
○ 雇用形態:業務請負
○ 給与:フィー50%
○ 応募方法:メール
○ 連絡先:info@t-lead.co.jp 048-829-7717
○ 担当:担当宛

内容は、フルコミッションの業務請負で、報酬は売上の50%だそうです。

募集の詳細は充分な確認が必要ですが、ドライバーやバス運転士の経験がフリーランサーとして生かせる一つの事例として注目しています。

世の中、腐らずに一つの仕事を続けていると、定期的にチャンスは巡ってくるのだと、この社会の構造に感心しています。

この会社が、そのチャンスを与える会社か否かはわかりませんが、若くて3年程度のバス運転士やトラックドライバーの経験が過去にある方などは、話だけでも聞いてみる価値はありそうです。

若いバス運転士なんて、直ぐに辞めちゃうよ!? - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

ここ最近、20代、30代前半のいわゆる若年層の方がバス運転士を転職先に選ぶケースが、以前よりも増えてきています。本当にここ半年位の傾向で...

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トラック業界やバス、タクシー業界は、人材集約型産業と云い人材確保に関する仕事のウェイトは、他の産業よりも大きいです。

過去にバス会社に勤務したことのある経験者などは、人材確保に関する仕事でフリーランスの道があることについて、本日はご紹介しました。

実車でのバス運転体験ツアー参加の勧め。

2024-08-10 14:35:26 | 日記
バス会社が若い人材を確保するする手段として有効なイベントとして、個別の会社説明会において実車による運転体験らしいです。


合同就職説明会・見学ツアー|バス運転手専門の求人サイト「どらなび」

「どらなび」が運営するバス会社合同就職説明会・見学ツアーの一覧ページです。企業の採用担当者と直接話して、自分に合うバス会社を見つけましょう。

【バス運転手専門】就職・転職支援の求人サイト「どらなび」



具体的には、運転免許の関係もあるため公道には出ないで、各社の敷地内や提携先の教習所によって運転体験を行います。

やはり、バス運転士になろうと考えた場合に、一番の障壁になる課題が、「あんな大きな車両を、運転できるだろうか?」と云うことの様です。

いくら私が、「大型二種免許は教習所で簡単にはとれますよ!」と言っても、実際にどの様なものか体験してみるに勝ることはありません。


大型二種免許は、取得が難しいか否か。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

私はこのブログで、バス運転士になり一応の生活の安定を獲得したと伝えています。はじめまして!Mr.Bus-stopです-Mr.Bus...

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そこで、「簡単ではないけど、思っていたより出来そうだ!」と感じていただけると成功です。

もちろん、今までも実車の運転体験はありましたが、車両の殆どがMT車でした。

この場合、人によっては車両の感覚を感じていただく以前に、MT操作に苦戦する人間も少なくなく、なかなかバス会社が意図した結果にはなりづらかったと思います。

しかし、最近の都会の大手バス会社や地方有名会社の場合は、車両はほぼAT車に代わっています。

このAT車のバスで実車体験をすることで、落ち着いて車両感覚を感じてもらえる様になると感じます。

特に若い人が感じるバス会社への就職への精神的障壁の大部分が、解消されているのではないかと、密かに妄想しています。

私も大型二種免許を取得するまでは、バスなんて自分には到底運転出来ない代物で、余程の運転センスがある人間がバス運転士になっていると勝手な先入観を持っていました。

しかし、この様な過剰な先入観を緩めてやるだけで、今も昔と同じようにバス運転士に憧れを抱いている若者が多いことに感心します。

世の中、先入観で損していることは沢山あります。

物事を舐めてかかることは、多くの事故やトラブル、ミスなどのもとですが、過剰な恐れも多くの人生の機会を喪失する原因となると感じます。

予めこの過剰な恐れを、実体験を以て解消させる努力は、バス会社にとって多くの若い人材を得る機会を創造することとなり、有益と感じます。

中高年の業界が、若い人にすげ代わる。

2024-08-10 10:24:22 | 日記
先日、ここ半年位の傾向としてバス運転士に、20代、30代の若い人が増えはじめて来ている旨を言及しました。


若いバス運転士なんて、直ぐに辞めちゃうよ!? - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

ここ最近、20代、30代前半のいわゆる若年層の方がバス運転士を転職先に選ぶケースが、以前よりも増えてきています。本当にここ半年位の傾向で...

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肌感覚でもすれ違う他社のバスの運転士に、若い顔ぶれが増えはじめています。

特にどうみても20代の若者や、20代、30代の女性の姿が目立ちます。

バスの種類は、特定バス(送迎バス)にその傾向が顕著です。

おそらく、転職活動を行うためだったり、資格取得などのスキルアップのための時間を確保する為などが、大方の理由かなと推察します。

若い人には、今でも選択肢はたくさんあります。

しかし、懸命な選択となると、ある程度の時間を確保して、なるべく狭き門を通過する様な覚悟が必要な時代になってきたと思います。

路線バスにいたっても、若い顔ぶれが以前より増加傾向にあると感じます。

特に30代後半から40代前半ぐらいの男性が、最近目立ちます。

路線バスの場合は、基本的に転職を前提というか、バスの仕事を主軸に考えている人が殆どと感じます。

昨今、インターネット上では中高年の職場の既存の中高年を排除して、若い人に人材を入れ代える傾向にが懸念されています。

しかし、企業はボランティア団体ではないため、将来を考えると若い人の積極採用に力をいれることは、当然の選択肢と私は感じます。

バス業界もその傾向が緩やかですが、感じられます。

但し、バス業界は公共交通サービスであり、公的機関と連携しながら事業を進めていく特殊な事情があります。

その為、公共の福祉との連携から中高年の職場を奪うことは、他の業種よりは穏やかに進められるのではと感じます。

私自身、東京のど真ん中を路線バスで、血眼になって運転をすることに疲れを感じることがしばしばあります。

世の中、適材適所も大切であるため、こういった大都市圏の路線バスなどは、今後若い人に期待されていくと密かに感じています。

そうなると中高年は、地方の路線バスに職場が緩やかにシフトしていくのではないかと勝手に思っています。

若干給与が下がっても、車の少ない地方の路線バスを運転する方が、心身ともに健康維持によいです。

特に中高年になると、流れ作業の様な漫然とした運転からくる不注意による事故リスクが増加します。

その為、行動と行動の間に、「一呼吸おく」ことが事故を回避することで重要になります。

例えば、一時停止の標識を停車するときに、流れ作業で停車して直ぐ発進するのではなく、停止と発進の間に指差確認をして、「一呼吸おいて」からから発進することで出会頭等の不注意からくる事故は激減します。

このように「一呼吸おく」運転を行うためにも、車の少ない地方の路線バスは最適な選択となると私は思います。

今後あらゆる業界単位で、都会に若い人、地方に中高年の職場が移るのではないかと密かに考えています。

ただこれは、生命の営みとして仕方のない流れと感じます。

若い人が地方の路線バス運転士を行うことは、少し勿体ないですし、出来れば都会において競争原理で揉まれることは必要に思います。

しかし、中高年は身体機能の衰えというどうしようもない事情があるため、決して消極的な選択とはならず、むしろ自分を見詰めた建設的対応として捉えることが出来ると感じます。


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未経験者の場合は、若い人は東京、名古屋、大阪、福岡などの大都市圏の大手バス会社から、中高年は大都市圏周辺の地方有名会社からバス人生をはじめるとスムーズにいくと思います。

例えば関東地方の場合は、若い人は東京都23区、神奈川県横浜市・川崎市、千葉県西部で千葉市まで、埼玉県東部で大宮まで等の大都市圏で、中高年は東京都市部、千葉県東部・外房エリア、神奈川県西部、埼玉県西部の大都市圏周辺エリアです。