台風14号は 日本列島各地に大きな被害を与えて去って行きました 😢
被害にあわれた皆様に 心よりお見舞い申し上げます。
甚大な被害はいうまでもありませんが 報道されない水害や風害は数知れない事と思い
後片付けでお疲れの方が多いのではと思います。
どうぞ お足元に気をつけて お仕事なさってくださいませ
散歩道の雨は 朝には上がっていましたが 曇り空でした
同じ道を歩いているはずなのに
昨日までは 見られなかった メガネツユクサが咲いていました 😲
眼鏡露草は 花びらのふちが白く 真ん中が水色で メガネのように見えることから名付けられました 👓
ツユクサも変異種が多い花で メガネツユクサはよく見られるものですが
中には 右と左それぞれの花弁の色が違うものもあるそうで 見てみたい気がします (*´艸`*)
ツユクサ(露草) (ツユクサ科ツユクサ属)
花言葉は 「尊敬」「なつかしい関係」「恋の心変わり」「報われない恋」
ツユクサを開花期に摘み取り 天日で乾燥させたものは 【鴨路草(ツキクサ)】といい
うがい・咳止め 下痢止めなどに効く民間薬として利用されてきました
最近 急激に増えてきたのは マルバツユクサです
マルバツユクサは 地上部でも受粉して増えますが 地下にも閉鎖花を持ち自家受精して増えていくため
増え始めるとあっという間に地面を覆います。
果樹園などで増えると 本来の果樹への栄養を奪われることになるため
見つけたらすぐ除草しないと 増え始めてからでは大変になるようです
散歩者にとっては 可愛い花でも 他方で害を与えている花という事も多いようですから
散歩道の適度な除草も必要な事なのだと 最近思うようになりました
タカサブロウも 歩く道々に増えてきました
古くから日本に生育している 史前帰化植物の一つです。
タカサブロウ(高三郎) (キク科タカサブロウ属)
花言葉は 「いつかきっと」
タカサブロウの若い果実を見ると 翼があるため目のようなカタチに並んでいるのがわかります 👀
タカサブロウは 全草にサポニン タンニン ビタミンA等を含み
旱蓮草(カンレンソウ)という 血尿血便止血に効果がある漢方薬として利用され
乾燥して煎じたものは アンチエイジングや 育毛にも効果があると言われています。
余談ですが 徳川3代将軍家光公は タカサブロウのおひたしが大好物だったというエピソードも残っているようです (*´艸`*)
薬草と言えば エビスグサも咲いていました 🌻
中央アメリカ原産ですが 主に東南アジアで薬用として栽培されている植物です。
整腸 強壮 口内炎 虫さされなどに効くとされ ハブ茶の原料としても使われています
日本には 江戸時代に中国経由で渡来したものが その後野生化しているようです。
エビスグサ(夷草) (マメ科センナ属)
花言葉は 「内気」「はにかみ」「慎ましやか」
エビスグサは 別名を【決明(ケツメイ)】と言い
その種子を 【決明子(ケツメイシ)】と言います。
写真のように 花の後長い豆が出来ていましたが これがケツメイシです (*´艸`*)
”さくら”や”友よ この先もずっと~”など 良い曲をたくさん歌っている
ケツメイシというグループ名にもなっていて 面白いと思っていたのですが
メンバーの中に 薬科大を卒業されて薬剤師の免許も持たれている方が2人いらっしゃって
デビュー前 何気に薬学事典を開いたら【ケツメイシ】の頁が目の前に開き
そこで即 これをグループ名にしようと決めたそうです
メリケンムグラは 衰えることなく増え続けています (*´艸`*)
メリケンムグラ(米利堅葎) (アカネ科オオフタバムグラ属)
花言葉は 不明です。
北アメリカ原産で 1969年に岡山県で見つけられた後
主に西日本に多く分布している帰化植物です
メリケンムグラの増え方も凄いですが
それを上回るのが オオフタバムグラです
1927年 東京都で確認されたのが最初でしたが その後本州中部以南で爆発的に定着し
鳥取砂丘などでは たゆまぬ除草作業をしても生えてくる オオフタバムグラによって
一部草原化を引き起こしていると言われ 要注意外来生物に指定されています
オオフタバムグラ(大双葉葎) (アカネ科オオフタバムグラ属)
花言葉は 不明です。
大池では アオサギさんとヒドリガモさんが
まったりと身だしなみチェックに いそしんでいました Σ^)/ Σ^)/
台風が去った後
舞台の背景が入れ替わったように
花も樹も 風も水も 変わったような気がします
これ以上 災害をもたらす台風や豪雨などありませんように
コロナも収束し インフルエンザの流行も低下し
いつかのように 美しい日本の秋を満喫できる日が来ますように…
ただただ 願うばかりです
今日も拙いブログを見て下さいまして 有難うございました 💖