
この早戸には温泉のほかに「夢幻峡の渡し」がある。
川霧の只見川の中を手漕ぎボートに乗せられて川を渡る幻想的な風景だ。
鉄道ひとり旅だったか定かではないが、ダーリンハニーの吉川さんが
番組で紹介していたのをチェックしていた。
調べてみると、かつて存在した三更(みふけ)という集落の住民が、
対岸に渡る唯一の交通手段としていた渡し船で、
一家に一艘を持つほど日常生活に欠かせない存在だった。
しかし昭和39年(1964年)に起きた裏山の崩落で激しい被害を受け
住民たちは移住を迫られ、渡し舟の文化も途絶えてしまったが、
平成22年(2010年)に郷土写真家の星賢孝さんが
「失われた集落の証しとともに原風景を伝えよう」地元住民と尽力して舟を新造し
川霧の浮かぶ秘境を「霧幻峡」と名付けて復活させたそうです。
冷たい水流が温かい空気に触れることで発生する霧幻峡の川霧は、
6~8月の早朝、夕刻の遅い時間帯に発生するが1年間の中で60日程度といわれている。

船着場は早戸駅にほど近い宿とは反対側であるため、
駅到着後すぐに乗船してから宿からのお迎えを待とうか?
それとも連泊なのだから中日に行こうか?
それなら歩いて行かなければならないのか?と悩んでいたが
結局は中日は雨だから運行予定はなく、諦めることにしたが
川霧の浮かぶ只見川は、2泊3日の間に何度も拝めたので満足している。
テレビ東京で放送されていた『鉄オタ道子、2万キロ』で大兼久道子役の玉城ティナさんが「絶景渡し船に乗れる駅」として
早戸駅でカメラを持って下車し、わっぱ飯を食べていたのを思い出した。
そう言えば、私たちが早戸駅に降り立った時にも独りの若い娘さんがカメラを持って降りて
ホームの川側を歩いていたが、思えば玉城ティナさんの真似だったのかもしれない。

夕食は、会津若松で買ってきた栃尾あげに刻んだ納豆と長ネギとのっけてガーリック辛みそ味を入れて焼いたもの、トマトと白菜の漬物にパックご飯を頂きながら
久しぶりに梅酒を飲んだ。めちゃめちゃ美味しかったし、量もちょうどいい。
疲れていたせいもあり、そのまま寝入ってしまった。
参考:LJマルシェ、みんゆうNET
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