室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

YOU STEPPED OUT OF A DREAM①

2006年08月30日 | スタンダードリスト
YOU STEPPED OUT OF A DREAM
の参考音源です。
作曲はNACIO HERB BROWN
一般的なキーはC
( )はキ-です。

☆KESSEL PLAYS STANDARDS(ヘッドのみA→C)
 イントロはFメイジャーをクリシェで動かしながら
 クロマティックにAメイジャーまで上がって行きます。
 テーマ後の短い1コーラスのソロをはじめ
 非常に参考になる演奏です。
☆THE GREEN FIELD/STEVE KHAN(C)
 アナタはコレを聴いてコピりますか?
 それとも踊りますか?
 ハタマタ両方ですか?
 CDやレコードを聴くときはムッツリ聴かずに
 リズムを取ったり踊ったりしながら聴きましょう。
 タイム感向上のため是非実践して下さい。
☆STANDARDS/GRANT GREEN(C)
 これも参考にしやすいテイクだと思います。
☆THE SWINGING GUITAR OF TAL FARLOW(D)
 タルもエディーコスタ【p】もグゥアイン!と
 男性的なトーンの持ち主。
 中学高校6年間ムサ苦しい男子校暮らしだった僕には
 シックリきます。
☆FROM THIS MOMENT
 /NICHOLAS PAYTON【tp】(C)
 このテイクでは弾いていないけどギターは
 MARK WHITFIELD。R&B系の
 セッションでも大活躍のマークです。
☆FLY WITH THE WIND(C)
 /McCOY TYNER【p】
 タイナー氏のエグヒップなアレンジ、リハモ。
 基本を固めている方々はしばらく
 スルーというか保留にしておくと良いと思います。

YOU STEPPED OUT OF A DREAM②

2006年08月30日 | スタンダードリスト
写真上左
☆CATCH ME!/JOE PASS(C)
 CATCH ME!のレコーディングは
 大変緊張していたそうで
 思い出すのもイヤな位だとパス氏が生前語っていたけど、
 エ~そーかな? という感じの素晴らしい作品です。
 是非参考にして下さい。勿論CDでも入手できると
 思います。
写真上右
☆THE FOURMOST GUITARS
 /CHUCK WAYNE(D)
 ジョージシアリング【p】との共演でよく知られている
 ウェイン氏。快調なテイクです。
 このレコードは1枚でJIMMY RANEY,
 CHUCK WAYNE,JOE PUMA,
 DICK GARCIAが聴けます。
 アナログ盤のみだと思います。
写真下
☆SONNY ROLLINS VOL.2(C)
 毎日暑い昨今にスッキリ感高し。夏バテ防止のウナギ
 みたいな演奏。JayJay【tb】も良いな~。

INVITATION

2006年08月25日 | スタンダードリスト
INVITATIONの参考音源です。
作曲はBRONISLAU KAPER
ポーランド出身の作曲家、指揮者。
‘ON GREEN DOLPHIN STREET’
の作曲者としてもよく知られている。

一般的なキーはCm。
譜面的にというか、調号を、
フラット2つで表記したり(冒頭のCmはドリアンとして)
3つで表記したり(冒頭のCmはトニックマイナーっぽく)
#bなしで表記したり
いろいろ見かけるかもしれないけど
誤解が生じないよう、とにかく最初のコードはCm7。
以下のリストに挙げた音源は全て同一の一般的なキー
です。

写真上段左から
☆DOUG RANEY TRIO
 ギタートリオでの演奏。良いテイクです。
☆DUETS
 /JIMMY RANEY&DOUG RANEY 
 以前から僕のブログを読んで頂いている方々には
 おなじみですネ。 
☆SOUL PROPRIETOR
 /RALPH BOWEN【ts】
 ギターはピーターバーンスタイン
 ソロも取ってるよ。

写真下段左から
☆TETRAGON
/JOE HENDERSON【ts】
 ヘンダ-ソン大先生がシビレさせてくれます。
 ロンカーター師匠もやっぱシブイ。
 ジェイミーではタマに手ェ抜いてっけど...
 (ような気がする。)
☆IN PURSUIT OF BLACKNESS
 /JOE HENDERSON
 こっちでもジョーヘンのインビテーションが聴けるぞィ。
 写真は‘IN PURSUIT OF BLACKNESS’と
 ‘BLACK IS THE COLOR’の2in1CD。
☆STANDARD COLTRANE
 /JOHN COLTRANE
 スローでまったりとプレイ。

写真アナログ盤
☆YOU CAN'T LIVE WITHOUT IT
 /JACK WILKINS【g】
 アナログ盤。CDでは2in1の
 ‘MERGE’というタイトルのもので聴けます。
 両ブレッカー氏も参加。

その他
 STRING ATTACHED
 /AL HAIG【p】/JIMMY RANEY

DEAR OLD STOCKHOLM

2006年08月22日 | スタンダードリスト
DEAR OLD STOCKHOLMの
参考音源です。
スウェ-デンの民謡らしいのですが
ジャズではスタンゲッツやマイルスが
取り上げたことによって
よく知られるようになりました。
作曲者にゲッツ氏がクレジットされている資料
もあるくらいです。
( )はキ-。
一般的なキーはDm。

写真上段左
☆MILES DAVIS VOL.1
 <BLUE NOTE>(Dm)
 何かと、ふと思い出しては聴きたくなるテイク。
 途中でドヴォルザークのユーモレスクの一部を
 マイルスが吹くが、異なった曲のメロディーの
 引用は音楽的ユーモアとして常套的な手段。

写真上段右
☆BASS ON TOP
 /PAUL CHAMBERS【b】(Dm)
 ギターはケニ-バレル

写真下段左
☆’ROUND ABOUT MIDNIGHT
 /MILES DAVIS(Dm)
 マイルスはハーマンミュートによる演奏。
 上記のBLUE NOTEのVOL.1では
 オープンで吹いている。

写真下段右
☆TONY FRUSCELLA【tp】(Am)
 トニーフラッセラと言えばアトランティック盤が
 よく知られていて、個人的にも好きな作品。
 誰が呼んだか‘トランペットの詩人’
 なんてクールな形容をされたプレイヤー。
 薬にヤラれて42歳で亡くなってしまったので
 残された録音は少ないがDEAR OLD~を
 含んだ写真の4枚組で だいたい聴ける。他に
 犬のキャンキャン吠える鳴声入りの
 ブルックリンジャム’52なんてのもあるけど
 特にファンでなければアトランティック盤で
 充分かな。僕はファンだけど...

ALL OR NOTHING AT ALL

2006年08月19日 | スタンダードリスト
ALL OR NOTHING AT ALLの
参考音源です。
作曲はARTHUR ALTMAN
一般的なキーはAm
( )はキ-

写真左
☆HEADLINE/STEVE KHAN(Am)
 これとかCROSSING, GOT MY MENTAL
 あたりのモーダルなスタンスに重心をおいた、モダンな
 硬派な(?)カーン氏はイイッ!

写真中央
☆BALLADS/JOHN COLTRANE【ts】(Am)
 マッコイタイナーのピアノが耳鳴りのように...じゃなくて
 印象的に余韻を残す。

写真右
☆EAST COAST LOVE AFFAIR
 /KURT ROSENWINKLE(Am)
 カートローゼンウインケルの
 ギターとヴォイスのブレンド具合は
 ニート!(この場合、洒落ているという意味。
 働かず、学ばず、プー吉だ!という意味ではありません。)
 
 ところでジャズ修行中の若い人なんかは
 心無い人々から、それこそ‘ニート’呼ばわりされることが
 多々あったりなんかしちゃうんだけど、ンな事は気にせず
 ヒタスラ練習あるのみだよ!!練習しないと、
 ニート同然ウインケル。

その他
☆NEW FOR NOW/JONATHAN KREISBERG(Am)
 7拍子でのプレイ。
          などなど...

IF I SHOULD LOSE YOU

2006年08月16日 | スタンダードリスト
IF I SHOULD LOSE YOUの
参考音源です。
作曲はRALPH RAINGER
( )はキ-です。
一般的なキーはGm。

写真上段左より
☆WITH STRINGS
 /CHARLIE PARKER(Gm)
 いつ聴いてもパーカーはスゲ-。
 とてもチキンを食べながら×x×させていた人とは
 思えない。(マイルス自伝による)
 ナンだ?その組み合わせ?
 写真はCOMPLETE CHARLIE PARKER
 ON VERVE  
☆THE WARM SOUND
 /THE JOHNNY COLES【tp】QUARTET(Gm)
 GIL EVANSとこのメンバーだった人ですネ。
☆GROOVE YARD/WES MONTGOMERY(Gm)
 静寂の地にそっと咲いた可憐な花みたいな演奏です。
 そー言えばマイク真木プロデュースのアロハは良さ気だ。
 写真は THE COMPLETE
 RIVERSIDE RECORDINGS

写真下段左より
☆I REMEMBER CHARLIE PARKER
 /JOE PASS(Am)
 無伴奏ソロ。ナイロンストリングスでの演奏。
☆RANEY’81/JIMMY RANEY QUARTET(Dm)
 ダグもいるよ。

あとブッカ-リトル【tp】が演っていたような...
しかも強力ヨカッたような...
手元にはないし、記憶もニ-ルサダカではないので
興味が湧いちゃった方は調べてみて...

ALONE TOGETHER

2006年08月14日 | スタンダードリスト
ALONE TOGETHERの参考音源
です。
ARTHUR SCHWARTZ作曲。
ニューヨーク、ブルックリン出身。
( )はキ-です。

写真左側上CD
☆ALONE TOGETHER
 /JIM HALL-RON CARTER DUO(Dm)
 言う事ナシの名演です、ハイ。

写真左側下アナログ盤
☆STOLEN MOMENTS
 /JIMMY RANEY & DOUG RANEY(Dm)
 CDでは同タイトルのものか、
 最近では‘GUITAR MOMENTS’
 という抱き合わせ...じゃなくて2in1のCDでも聴けます。
 あの(どの?)‘DUETS’と‘STOLEN MOMENTS’
 の組み合わせなのでお買い得かも。 

写真右側上段左
☆GREEN STREET/GRANT GREEN(Cm)
 ブルージーなアプローチのお手本が欲しいときに...。
 この曲は特にそうでもないけど、バップなパッセージと
 ブルーなパッセージの素晴らしい間が
 しばしば僕をヨッパさんにするツボです。
 ‘グリ~ン先生、もう飲めません!いや、もう一杯だけ...’

写真右側上段右
☆FOOTPRINTS/PAT MARTINO(Am)
 オクターブ奏法によるテーマ。8分、倍テン、
 レンジコントロール、オクターブ等、
 各要素のバランスがビシッ!と。

写真右側中段左 
☆TAKE TEN/PAUL DESMOND【as】(Cm)
 ギターはジムホール。シンプルでツボをついたイントロ。
 ‘クーっ’とか言いながら思わずコピった思い出が.....
 ポールデスモンドとジムホールの組み合わせのファンの
 ギタリストって結構多いみたいです。
 TAKE TEN以外にも数作あります。

写真右側中段右
☆QUIET KENNY/KENNY DORHAM【tp】(Fm)
 近頃、セツないア~タにって感じのプレイ(ん?)
 テーマだけ吹いてサッサと撤収してしまうケニ-先生
 なのでした。

写真右側下段
☆CHET/CHET BAKER【tp】(Dm)
 チェット、エバンス、ハービー・マンの美しい音と
 ペッパーアダムスの、聴いてると
 服を一枚一枚脱ぎたくなるような
 加藤茶的バリトンサックスの音の
 コンビネーションがアブナイ.....
 
その他
 SONNY ROLLINS
 & CONTEMPORARY LEADERS
 ギターはバーニーケッセル。一時消息不明になる前の
 ロリンズだけど個人的には好きな作品。
 な~んかワイルドで、
 ツラれて(?)ケッセルもワイルド。
 とか書いてるけど高校生のときにレンタルレコードから
 ダビングしたカセットテープしか持っていないので、
 そのうちCD買わなきゃ。
 テープがヨれていなければキーは普通にDm。
 ちなみにDONALD FAGENのNIGHTFLYのジャケに
 写っているジャケ(?∞?)はコレのアナログ盤です。

TENDERLY

2006年08月10日 | スタンダードリスト
TENDERLYの参考音源です。
WALTER GROSS作曲。
ニューヨーク出身の作、編曲家、
ピアニスト、指揮者。
一般的なキーはEbです。

上、アナログ盤
☆EASY LIKE/BARNEY KESSEL(Eb)
 まず、ギターのみでテーマ1コーラス、ドミナントペダル後、
 ドラムス、ベース、ピアノが入る。
 コンパクトなスンバラスィ演奏。
 曲を把握中、攻略中の方々にも最適。

下段左から
☆THE INTERPRETATIONS OF
 TAL FARLOW(Eb)
☆MOONLIGHT IN VERMONT
 /JOHNNY SMITH(D)
 6弦をDに下げて弾いているようです。
☆TENDERLY/GEORGE BENSON(D)
 無伴奏ソロ。やはり6弦をDに下げて弾いてます。

その他
☆SLIGHT OF HAND
 /THE JIMMY BRUNO TRIO(Eb)
☆EVERYBODY DIGS/BILL EVANS(Eb)
 ジャズワルツでの演奏。
 ちなみに原曲はそもそもワルツだったそうです。

PEACE

2006年08月07日 | スタンダードリスト
PEACEの参考音源です。
HORACE SILVER【p】作曲のバラッド

上段左から
☆BLOWIN’THE BLUES AWAY
 /HORACE SILVER
☆REAL BOOK STORIES
 /MUTHSPIEL/JOHNSON/BLADE
 ギターはウォルフガングムースピール
☆TILL WE HAVE FACES
 /GARY THOMAS【ts,ss,fl】
 ギターはパットメセニー。なかなかエグいディスト-ション。

下段左から 
☆STANDARDS(AND OTHER SONGS)
 /MIKE STERN
☆SOUL PROPRIETOR/RALPH BOWEN【ts】
 作品のメンバーとしてギターはピーターバーンスタイン
 ですが、この曲はRALPH BOWENの無伴奏テナーソロ
 です。

HOW DEEP IS THE OCEAN?

2006年08月05日 | スタンダードリスト
HOW DEEP IS THE OCEAN?
の参考音源です。
作曲はIRVING BERLIN。
ガーシュインはバーリンを
‘アメリカのシューベルト’
と称賛したとか。

写真上段左から
☆CHARLIE PARKER ON DIAL
☆MILES DAVIS VOL.1(BLUE NOTE)
☆EXPLORATIONS/BILL EVANS
 写真のCDはTHE COMPLETE RIVERSIDE

写真中段左から 
☆THE INTERPRETATIONS OF
 TAL FARLOW
☆ALL ACROSS THE CITY
 /JIM HALL
☆PAUL MOTIAN ON BROADWAY
 Vol.3
 ギターはビルフリーゼル 

写真下段左から
☆INTUIT/KURT ROSENWINKEL
☆EARTH TONE/PETER BERNSTEIN
 ラリーゴールディングス【org】らとのトリオ編成。
☆THE GUITAR ARTISTRY OF
 ULF WAKENIUS
 ナイロンストリングス、2パートのオーバーダブ。

写真右側のアナログ盤
★SOLO/JIMMY RANEY
 レギュラーチューニングと5度下げたFギターによる
 オーバーダブ。
 同内容ジャケ違いの2枚。
 普通にCDで出ているのですが、最近は
 やや入手しにくいかもしれません。  

その他、
CUTTIN’LOOSE
/DOUG RANEY QUINTET
等など.....

STELLA BY STARLIGHT

2006年08月01日 | スタンダードリスト
ステラの参考音源です。
( )はキ-です。
スタンダードは、よく演奏する
一般的なキーがあります。
この曲に関してはBbなんだけど
リストを見るとGも多いですね。
というわけでBbばかりではなくGでも
よく弾いておくと良いと思います。

☆/CHARLIE PARKER(Bb)
 CDはいろいろな形で出てると思うのですが
 ヴァ-ヴの頃のW/STRINGS物です。

☆EARLY QUINTETS
/PHIL WOODS(Bb)
 ギターはJIMMY RANEY

☆LIGHT-FOOT
/LOU DONALDSON【as】(Bb)

☆THIS IS TAL FARLOW(G)

☆JAZZ GUITAR/JIM HALL(G)

☆VIRTUOSO/JOE PASS(C→G) 
 無伴奏ソロ

☆LIVE IN BOSTON
/JOHN ABERCRONBIE/MARC JOHNSON
/PETER ERSKINE(Bb)

★MY FUNNY VALENTINE
MILES DAVIS IN CONCERT(Bb)

★STANDARDS LIVE
/KEITH JARRETT(Bb)

★STAN GETZ PLAYS(G)

☆JIMMY RANEY VISITS PARIS Vol.1
/JIMMY RANEY(G)

★STRINGS & SWINGS/JIMMY RANEY(G)
 アナログ盤のみ

☆LIVE IN TOKYO/JIMMY RANEY(G)
 やや入手困難

★THE JAZZ GUITARIST
/CHUCK WAYNE(G)
 やや入手困難、
 ちょっとチャック先生、リバーブかかりすぎ(だと思う。)

★SKYLINER/CHUCK WAYNE(Bb)
 アナログ盤のみ

☆TENDERLY/GEORGE BENSON(G)

★印は別枠をご参照下さい。