室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

'08年末

2008年12月29日 | Weblog
今年のレッスンも昨日で終了。
進歩著しい生徒さんも多い年だった。
教えている方としても嬉しい限りだ。

‘我ながら最近良くなって来たかな!?’
という感覚は気分が良いものだ。
音楽なんて無限に課題があるから
何年プレイしていようが題材探しに困るなんてことは起こらない。
レッスンのみならず、
練習なり、楽譜、理論書を読むなり、アイディアを練るなりして
結構な収穫が得られた時は、
たった一瞬で、生まれ変わったような、
人間が変わったような気分になるし、
気になる曲やフレーズをコピって‘はぁ~こう演ってたんだ!!’と、
小さな発見だけの時でもナカナカの爽快感だ。
特にある年齢以降になれば
心身共に、疲弊したりする事が多くなってくるからこそ
この手の感触は貴重なものだ。

生徒の皆さん、一年間お疲れ様!
ブログを読んで頂いている方々、ありがとうございました。
来年も変わらぬお付き合いを…!

年末年始のお休みは
12月29日(月)から1月6日(火)です。

良いお年を!

楽譜 品切れ→再入荷

2008年12月20日 | ジミーレイニー楽譜
昨年、出版、発売、
ブルースや必須のスタンダードの演奏を
ピックアップ、採譜して好評を頂いている
ジミーレイニー・ジャズギター・トランスクリプションズ。
取り扱って頂いているカワイ表参道さんからも
品切れ、予約注文の御連絡を頂いた。
早速、補充分を発送したので
引き続き、カワイ表参道店頭で御購入頂ける。

以前お知らせしたように
当研究室ホームページからも通販可能。

よろしくどぞ!

カラートーンorキャラクタリスティックノート

2008年12月13日 | 練習・アドバイス
前々回のブログで‘カラートーン’という言葉を使用した。
キャラクタリスティック・ノートまたはキャラクター・トーンと同義。
理論書等ではキャラクタリスティック・ノートという表現を
より見かけるかもしれない。
実際にはカラートーンという表現を好むプレイヤーも多く、
相当浸透している。
打ち合わせ等で必要性がある場合、
コミニケーションがスムーズな方を選べばよいと思う。

Ⅱm7の6th②

2008年12月07日 | 基本・基礎
前回の件について…

Ⅱm7/Ⅴ7等のⅡm7部分で6thがプレイされている場合…
Ⅱm7/Ⅴ7を、
まとめてⅡm7のみと想定してインプロしたり
まとめてⅤ7のみと想定してインプロしたりする…こともある。
定石的なアプローチと言えるだろう。
Ⅱm7(サブドミナント)/Ⅴ7(ドミナント)/Ⅰ(トニック)は
機能和声の基本単位だが、
SD-D-Tを
SD-Tや
D-Tとして
アプローチするということになる。

後者(Ⅴ7のみ)と意識してプレイした場合、
Ⅴ7として3rdを弾けば
Ⅱm7から見れば6thだ。
例えば
Cキーで
G7(Ⅴ7)の3rdはB、
BはDm7(Ⅱm7)から見れば6th。

機能和声は
サブドミナント、
ドミナント、
トニック、
の3グループに
カテゴライズされるということが根本だが
しばしば、
サブドミとドミナントをセットで1グループとし、
サブドミ-ドミナント、
トニック、
の2グループとしてハンドルしたりする。