室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

ネック調整

2012年04月26日 | 楽器、楽器周辺

ここ最近ネックを数本調整しました。

フェンダー等のネックエンドで調整するタイプは結構面倒です。
ネックを外して、調整程度は見当です!!
再セットしてジャストでなければ、また外して…という具合です。
幸い一発でバッチリでした。

17インチアーチトップもチェックしたのですが、結構順反っていました。
丈夫なネックなので割りとノーマークでしたが…
しばらくロッドを弄ってなかったので堅い!!
もう一息レンチをクッ!とやると、微かにメキッ!!と音がしたような…(◎-◎;)!!
結果的に問題は無く、弦とフローティングピックアップとの距離もホド良く縮まり、
弾き具合、音具合共にRight on!になりました。

ちなみに長らくロッドを弄っていないギターを締める場合、
一旦ナットを外して、ラッパ用のグリス(※)なんかを塗ってから締め込んでいくという風に
なるべく細心の注意を払うようにしています。

 

※ ロッドメイトという専用グリスがあるので最近はそれを使用(10月/’12)


ナイロンストリングス対策

2012年04月08日 | 楽器、楽器周辺
先週のレッスンの際、生徒さんY氏のナイロンストリングスギターを見せて頂きました。マイクとピエゾの音をブレンドできるタイプのFishmanが付いていました。昨今ストラトの改造計画、部品、材料集め等で忘れていましたが、ナイロンストリングスも対策が棚上げになっていたことを思い出しました。私もFishmanを付けたいなと思いましたが、プリアンプの取り付け穴を拡大したり、ミニスイッチを外して穴埋めしたりする必要性がでてくるので、ウーン…という感じです。そこで既に付いているピエゾは生かしつつ、コンデンサーマイクを取り付け、外付けのプリアンプでピエゾとマイクをミックスするのが良いのでは?と思いました。早速マイクやプリアンプをチェックしてみると、良さそうな機種が見つかりました。マイクはグースネックタイプだとセッティングの自由が効くし、プリアンプはコンデンサーマイクにファンタム電源供給でき、入力はXLR、フォン、どちらでも…などというヤツだと良い具合です。尚且つマイクとピエゾのブレンド専用なのでコンパクトだと助かります。で、具体的にメーカー、機種まで特定できました。自身で音をコントロールする場合、PAに送る場合、両方バッチリです。ギターは無改造のまま、マイク、プリを入手するだけで良いので楽です。直ぐには導入しませんが、対策をまとめておくと、必要な時にバタバタしなくて済むので、なんだか気分的にスッキリしました。