室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

I HEAR A RHAPSODY

2006年10月28日 | スタンダードリスト
I HEAR A RHAPSODYの参考音源です。
作詞、作曲は
GEORGE FRAGOS
JACK BAKER
DICK GASPARREの共作。
一般的なキーはEb
( )はキ-です。

写真上段CD左から
☆UNDERCURRENT/BILL EVANS&JIM HALL(Eb)
 誰もが認める名盤かつ必聴盤。
☆NOSMO KING
 /JOHN ABERCROMBIE&ANDY LaVERNE(Eb)
 ピアノソロの伴奏ではアバ-クロンビー氏の
 ハーモナイズドベースも聴ける。
☆SUNSCREAMS/MICK GOODRICK QUARTET(Eb)  
 グッドリック氏とJERRY BERGONZI【ts】
 の絡みがスリリング。
☆REAL BOOK STORIES
 /MUTHSPIEL,JOHNSON,BLADE(Eb)
 これもハイテンションな良い演奏。
 基本的なサンプルが必要な方向きではないかも、
 しかし先々のために耳を通しておくと良いと思います。

写真下段アナログ盤左 
☆JIM HALL LIVE!(Eb)
 '75年、カナダでのライブ録音。
写真下段アナログ盤右
☆MR.ROBERTS PLAYS GUITAR
 /HOWARD ROBERTS(G)
 テーマはBILL HOLMANアレンジによる
 テナーとギターの2パートカウンター。
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POLKA DOTS AND MOONBEAMS①

2006年10月25日 | スタンダードリスト
POLKA DOTS AND MOONBEAMS
の参考音源です。
作曲者はJIMMY VAN HEUSEN
一般的なキーはF
( )はキ-です。

写真上段左から
☆EASY LIVING/PAUL DESMOND【as】(F→Db→F)
 ギターはジムホール。
 テーマはホール氏、デスモンド氏のソロでDbキーに転調、
 ホール氏のソロでFに戻る、引き続き、ラストAをホール氏
 が無伴奏、ルバートで弾き、そのままエンディング。
☆THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF
 WES MONTGOMERY(G)
 '60年の録音。コメント無用の名盤。 
☆THE MAGIC BAND LIVE AT DONTE'S
 /HOWARD ROBERTS(Eb)
 Aメロ最後の2小節(ルバート)→
 インテンポになってブリッジ(Gの循環パターン)→ラストAから入り
 次のソロコーラスへ。

写真下段左から
☆MOONBEAMS/BILL EVANS(F)
 短3度下のDキーでイントロ。
 写真のCDはTHE COMPLETE RIVERSIDE
☆JOE PASS IN HAMBURG/JOE PASS(C)
 ビックバンド、オケ、大きい編成での演奏。
 90年、92年の録音。氏は94年に亡くなっている。
 管や弦を従え、気持良さそうにソロをとっているのを聴くと
 感慨深い。
 イントロ→テーマ→B(無伴奏ソロ、ルバート)→A→エンディング
☆ARTISTRY/MARTIN TAYLOR(D)
 無伴奏ソロ。ステファングラッペリ【Vn】との演奏でも
 よく知られていたテイラー氏。無伴奏ソロも素晴らしい。
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POLKA DOTS AND MOONBEAMS②

2006年10月25日 | スタンダードリスト
写真左
☆THE RHYTHM SECTION
 /MILT HINTON【b】
 OSIE JOHNSON【ds】
 HANK JONES【p】
 BARRY GALBRAITH【g】(Ab)
 4つ刻みの重要性は、ウメボシの種も仕掛けも無くなる程
 口酸っぱくレッスンでお話しているが
 ガルブレイス氏は最も参考にして欲しいプレイヤー
 の一人である。氏の刻みは秀逸だ。
写真右上
☆MR.ROBERTS PLAYS GUITAR
 /HOWARD ROBERTS(Eb)
 無伴奏ソロ、ルバートでヘッドのAA、
 ブリッジからインテンポ、バックが入る。
写真右下
☆THE AMAZING BUD POWELL【p】VOL.2(F)
 テーマのみの、1コーラス+BAという簡潔な演奏ながら
 聴き手を惹き付けて止まないような魔力に満ちている。
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UFO騒動

2006年10月22日 | Weblog
レッスンも終わり、2階の自室で
譜面をチェックしたり、
ブログのスタンダードリストの準備をしていると
携帯が鳴ったので電話にでた。
‘あのさ…ユ、ユーフォーが
見えるんだけど…’
帰宅途中のカミさんの声だった。
‘ナニ言ってんの?’と
半ば相手にしていなかったが
‘今、曙橋の駅の辺なんだけどそっちからは見えない?’
と相変わらず真剣そうな声で言うので
‘しょーがねーなー、今、屋上に出っから’
と携帯を持ったまま外階段から
屋根上に行った。
‘まったく!’とブツブツ言いながら
空を見上げると
‘わわ!ヤヤ!、なんだ、こりゃ?!?’
薄っすらとした白い光が1、2、3、4、5...
7つほど。
不規則だと思ったら一列に並んだり、一つになったり…
‘ね、ホントでしょ?’
と携帯からカミさんの声。
‘ん~!!!’
と僕は空を凝視して唸ったまま…
だんだん光が大きくなってくるような気もしてきて
怖くなってきた。
‘ワレワレハ…’
とか言いながら足が8本ある
キムジョンイルそっくりのヤツが迫ってきたらどうしよう…
しばらく頭の中は?マークで一杯だったが
そのうちカミさんが家に着いて
二人で空を見続けていた。
‘でも、やっぱ、なんかの灯りじゃね~の?’と
ふと下の方に目をやると
ビルから光の筋が繋がっていて
なんのことはない飛行機衝突防止用のランプだった。
‘なーんだ、やっぱね!
危うく、やー、ユーフォー見ちゃってさー!なんて
いいトシぶっこいた幼稚なホラ吹きオヤジになるトコだった!’
とカミさんを睨んだ。
彼女はバツの悪そうな顔をしていたが、
小学生の頃にユーフォーを見たことがあるという話も
これと似たようなモノだったに違いない。
今日からしばらくの間、
何か、カミさんが強い態度で出てきたら
‘そんなこと言ってっと、またユーフォーが来っぞ!’
と言い返すネタが出来たので、ま、いっか。

ほんのちょっとの間、もしユーフォー見たら
こんな感じの気持かな?と気分を理解できたのも
悪いことではなかった。
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EASY LIVING

2006年10月18日 | スタンダードリスト
EASY LIVINGの参考音源です。
作曲はIF I SHOULD LOSE YOUでも登場した
RALPH RAINGER
一般的なキーはEb。
( )はキ-です。

写真CD上段左より
☆POLL WINNERS THREE!
 /BARNEY KESSEL/SHELLY MANNE
 /RAY BROWN(Eb→E)
 ヘッド1コーラス後、ブリッジに行ってベースソロ、
 最後のAパートで半音上に転調して終了。
☆EASY LIVING/PAUL DESMOND【as】(Eb)
 ギターはジムホール。
 イントロ、コンピング、ソロと大活躍。
 必聴盤かつ必聴テイク。 
☆MEET THE JAZZTET
 /ART FARMER【tp】
 AND BENNY GOLSON【ts】(Eb)
 1コーラス+B,Aパート。
 AABA形式の曲の、短い演奏ではよく演る行き方、
 上記のケッセル氏の演奏もそうですね。
 最後のBパートは倍テン。

写真CD中段より
☆EXPOOBIDENT/LEE MORGAN【tp】(Eb)
 パワフルだゼ。
☆VIRTUOSO#4/JOE PASS(C→Eb)
 Cキーで2コーラス後Ebに転調。
☆NEW JAZZ CONCEPTION
 /BILL EVANS(Eb)
 56年の録音。
 写真のCDはTHE COMPLETE RIVERSIDE

写真CD下段
☆SPRING IS HERE
/MONICA ZETTERLUND【Vo】(Bb)
 僕は未聴だが、ビルエバンストリオとの共演盤
 ‘WALTZ FOR DEBBY
 /MONICA ZETTERLUND BILL EVANS’
 が良く知られている。
 スウェ-デン出身なのでちょっと
 英語が舌っ足らずだ。そういうわけで
 ‘女性ジャズヴォーカル界の安倍首相’と呼んでるのは
 僕だけだろう。 

写真アナログ盤左
☆GOOD PICKIN'S/HOWARD ROBERTS(Eb)
 2コーラスの簡潔なスバラスィ演奏。

写真アナログ盤右
☆THE FOURMOST GUITARS/CHUCK WAYNE(Ab)
 このテイクも1コーラス+B,Aパート。
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WHEN SUNNY GETS BLUE

2006年10月13日 | スタンダードリスト
WHEN SUNNY GETS BLUE
の参考音源です。
作曲はMARVIN FISHER
一般的なキーはF。
( )はキ-です。

写真左側CD上から
☆RE:BILL EVANS
 /DAVE ASKREN TRIO【G】(F)
 あまり知られていないと思うけど、デイブアスクレン。
 良いアルバムです。
☆INTUIT
 /KURT ROSENWINKEL QUARTET(F)
 何度か登場しているカートローゼンウインケル。
 ところで心配をおかけしたパソコンも左膝もほぼ復調し、
 すっかりキゲンがいいのだが
 調子にのって、レッスンが難しくなり過ぎたりすると
 生徒ボーゼンウインケルになるので
 注意が必要だゼ。 
☆THE MAGIC BAND LIVE AT DONTE'S
 /HOWARD ROBERTS(F)
 この曲はバラッド、スローで演奏されることが多いのですが
 このテイクはロバーツ氏を筆頭に
 快速ブリブリに盛り上がって演っています。
 トムスコットもいるよ。なんか久しぶりの名前。

写真左側アナログ盤
☆LOVE IS THE THING
 /NAT KING COLE(Eb)
 ナットキングコールは大好きです。
 音が深い!氏の歌やピアノを聴いた後は
 ちゃっちー音楽なんて聴けなくなってしまう。
 
 この曲はメロディーもさることながら
 詞もナイスです。
 Pitter-patter,pitter-patter......
 雨の音ですね。
 ま、ワンワン!がバウワウ!みたいな…
 って言うよりコケコッコ-!がコッカドゥドルドゥ~!みたいな…
 この辺の感覚を鍛えれば空耳アワーで手ぬぐいが
 もらえるゼ。
 
 相変わらず雲行きが怪しいニュースで持ちきりなので
 ツメたく冷やしたオヤジギャグ、ダジャレ等、増量中です。
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WHO CAN I TURN TO

2006年10月10日 | スタンダードリスト
心配なニュースで持ちきりですが、
めげずに…
WHO CAN I TURN TO
の参考音源です。
作曲はANTHONY NEWLEY
一般的なキーはEb、次いでCで演ることも多い
という感じです。
( )はキ-です。

写真左側CD上段左から
☆EARTH TONES
 /PETER BERNSTEIN TRIO(D→Eb)
 ルバートの無伴奏ソロで入り、転調してバックが入る。
☆ON FIRE/BARNEY KESSEL(C)
 美しくテーマのみプレイしサッと終了。
写真左側CD下段左から 
☆THE SHADOW OF YOUR SMILE
 /ASTRUD GILBERTO【Vo】(A)
 ボサノヴァの女王。別にムチは持っていない。
 ボサのバチーダ(リズム、ビート)を
 弾いているのはルイスボンファ(訂正→不明)
 別パートのギターのフィルは、クレジットにはないけど
 おそらくジムホールです。
 写真はファースト(おいしい水)とセカンド(いそしぎ)
 がカップリングされた2in1のお買い得盤。
 ‘THE SILVER COLLECTION’
☆TRIO'65(VERVE)
 /BILL EVANS【p】(Eb)
 チャックイスラエルズ(b)、ラリーバンカー(ds)との
 トリオ。
 AT TOWNHALL(VERVE)
 /BILL EVANS【p】(Eb)
 チャックイスラエルズ(b)、アーノルドワイズ(ds)との
 トリオ。
 写真は
 THE COMPLETE BILL EVANS ON VERVE
 のブックレット。ケースは錆びて崩壊寸前。

写真右側アナログ盤
 ☆GOODIES/HOWARD ROBERTS(C)
 '65年の録音。
 キャルフォルニャの午後って感じか~!?
 とか思っていたら
 ホントに1:30PMto5PM
 Studio B,Hollywood
 と録音時間まで書いてあった。 
 ギター+オルガン+ベース+ドラムスの編成。
 時代を感じさせるジャケ。
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MY SHINING HOUR

2006年10月06日 | スタンダードリスト
MY SHINING HOUR
の参考音源です。
作曲はHAROLD ARLEN
1905年生まれ、'86年他界。
ニューヨーク州バッファロー出身。
( )はキ-です。

写真上左から
☆RANEY’81/
 JIMMY RANEY QUARTET(C)
 このブログでは何度か登場している親子共演アルバム。
 どちらかと言えば直接的に参考にしやすいのは
 ダグの方です。
☆VIRTUOSO#4/JOE PASS(D→F→D)
 3コーラス目でFに転調、再び元キーに戻ります。
 無伴奏ソロ。頑固一徹の老舗のように...
 と思ったら最近、パス氏がジャズファンクというか
 フュ-ジョンちっくなプレイを演っている
 ‘BETTER DAYS’というアルバムを
 レッスン生の‘すずきさん’に聴かさせていただき、
 妙に感心してしまった。
 ‘タメタメ’じゃない DAVID.Tと言ったら、
 言い得て妙なような
 妙じゃないような…
 キャロルキングのIT'S TOO LATEなんかも
 演っちゃったりして、
 ‘弘法も筆おろし’と言うより‘灯台モトクロス’だった。 
☆COLTRANE JAZZ
 JOHN COLTRANE/ATLANTIC(C)
 写真はHEAVYWEIGHT CHAMPION
 THE COMPLETE ATLANTIC RECORDINGS
 僕のリストに、しばしばボックスセットが出てくるけど
 案外ボックスってサッと聴きにくいし、
 単体のアルバムとして印象づけてインプットしにくいので、
 ここしばらくは、なるべく単体づつ入手するように
 しています。
 てなわけで、あまりボックスは お薦めしません。
 ただ‘これ’に限ってはGIANT STEPS
 やNAIMA他のリハ、アルタネイトテイク等が聴けるし、
 僕が持っていたイメージと違った、
 意外とリラックスムードの(?)
 レコーディング時の彼の声なども聴けて
 楽しいものでした。

写真下アナログ盤
☆MR.ROBERTS PLAYS GUITAR(Ab)
 /HOWARD ROBERTS
 木管のカルテット+ベース、ピアノ、ドラムスのりズム隊
 という編成。
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コーラの瓶

2006年10月02日 | Weblog
‘茶色の小瓶’の参考音源です。
じゃなくて‘コーラの瓶’のお話。

とある筋から得た情報によると
なんて大袈裟なことではなくて
カミさんの友人というか夫婦共通の友人
に教えてもらった話。

彼女のお姉さんが昔、やはりガングリオンで
病院に行ったらコーラの瓶で叩かれた
というか叩きつぶされたらしい……
……………。
モーレツに痛かったらしい……
……………。
コーラの瓶は小さいサイズだよね?って
知らないけどホームサイズだったとしても
僕だったらコーラの瓶を奪って
医者の頭を叩き返してやる(笑)

コーラの瓶を叩き割ってボトルネックのスライドバーに
するって~のなら理解できるんだけど……

ウソのようなホントの話らしいんだけど、
歯医者で麻酔なしで神経を抜かれたことがあって
あやうく歯医者を反射的に蹴りそうになった僕
としてはその光景がありありと浮かんできてしまった。
無論、その歯医者には二度と行ってないし、
最近診てもらっている歯医者さんはとても優しい。

ま、勿論、大抵のお医者さんは、そんなんじゃなくて
丁寧に優しく処置してくれると思うんだけど、
日常、しばしばトンチンカンなヤツと出くわすことが
あるのと同じようにトンチンカンな医者がいることも
確かだ。人間だかんね。

どちらにしても、この話をきいたら
急に治りかけのガングリオンが
ズッキンズッキンしてきたような
って~のはきっと気のせいに違いない。
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