室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

Live At Bradley's 1974②

2007年03月28日 | Weblog
前回のブログのトピック、Live AT Bradley's 1974、
注文したCDはまだ届いていないが、
すでに入手した生徒の某S氏(笑)に聴かさせて頂いた。
演奏内容は期待を裏切らないものだったが
録音状態は想像以上にキビシイものだった(笑)
ライナーにも、
‘これらの演奏の音楽的、歴史的重要性が
オリジナルマスターの欠点(サウンドクオリティー)を
補って余りあるものである’的な注意書きがあったが
その通りという感じだ。
名演だけど、録音すげ-なーというものは
ジャズ的には日常茶飯事なので
ジャズギター弾き、ジャズプレイヤー、ジャズ好きの人は
慣れていると思うけど
ジャズのCDでもかけて女性を口説こうなんて
‘パットメセニーのシャツ’みたい※な人には不向きなのさ。

※横縞(ただしくは邪ま)

それから、今、知ったのですが、
ジャズギタリストでもあった
クレイジーキャッツの植木等氏が
お亡くなりになったそうですね。
心よりご冥福をお祈り致します。

Live At Bradley's 1974

2007年03月24日 | Weblog
ジミ-レイニ-の未発表のライブが出たらしい。
ベースとのデュオと、
もう一人ギターを加えたトリオ(5曲)という編成の
'74年のBradley's/ニューヨークのライブ録音。
2枚組。本格的な機材で録音されたものではないみたいだけど
そんなことは、この際問題ではない。
曲目を見ると氏が好んだスタンダードがずら~っと並び
プラス、オリジナルのモーションというメニューである。
あっしは早速注文しました。

Disc 1
1 I Remember You
2 Dancing On The Ceiling
3 How About You
4 I Love You
5 It Could Happen To You
6 Like Someone In Love
7 Indiana/Donna Lee
8 Days Of Wine And Roses.

Disc 2
1 Darn That Dream
2 Billie's Bounce
3 I Remember You (Version #2)
4 Body and Soul
5 Indiana/Donna Lee (Version #2)
6 Out Of Nowhere
7 On Green Dolphin Street
8 Motion

IMAGINATION

2007年03月21日 | スタンダードリスト
IMAGINATIONの参考音源です。
作曲はJIMMY VAN HEUSEN
( )はキ-です。

グレンミラーの演奏がスタンダード入りのきっかけ。

写真上段左から
☆ART PEPPER MEETS THE RHYTHM SECTION(Ab)
 '57年録音。
 レッドガーランド、ポールチェンバース、フィリージョージョーンズという
 マイルスのリズム隊とアートペッパー【as】の共演。
☆VISITS PARIS VOL.2/JIMMY RANEY(G)
 '54年の録音。
 テナーによるテーマとレイニ-氏のカウンターではじまる。
☆SOLO GUITAR/AL VIOLA(D)
 '57年録音。ナイロンストリングスの無伴奏ソロ。
写真下段左から
☆DESMOND BLUE/PAUL DESMOND(Eb)
 イマジネーションはボーナストラック入りのエディションのみで聴けます。
 ウィズストリングス。
 写真は
 THE COMPLETE PAUL DESMOND
 RCA VICTOR RECORDINGS
 FEATURING JIM HALL
☆THE COMPLETE WORKS/TONY FRUSCELLA(C)
 '53年の録音。
 THE OPEN DOOR CLUB/ニューヨーク、ライブ録音。

GONE WITH THE WIND②

2007年03月15日 | スタンダードリスト
GONE WITH THE WINDの参考音源、続編です。

写真上段左から
☆A PERFECT MATCH
 /ART VAN DAMME WITH JOHNNY SMITH(Eb)
 アコーディオンのアートヴァンダムとジョニ-スミスの共演盤。
 いいな♪~このテイク。楽しい演奏です。
 キューピーマヨネーズ提供の
 昼の料理番組のテーマ曲が好きな人にもオススメ!
☆THE FOURMOST GUITARS(G)
 ギターはジミ-レイニ-。このテイクもグッとくるゼ。
☆JAZZ IMMORAL/CLIFFORD BROWN(Eb)
 '54年の録音。ズートシムズ【ts】他。
写真下段左から
☆SAL SALVADOR QUINTET(Eb)
 '53年の録音。
☆MACK THE KNIFE ELLA IN BERLIN
 /ELLA FITZGERALD【vo】(Ab)
 ギターはジムホール。

その他
☆NEW FOR NOW/JONATHAN KREISBURG(Eb)
 5拍子でやんす。
☆THE GUITAR MASTERY OF ED BICKERT(Eb)
 カナダ出身のギタリスト。ジムホールがポールデスモンドに紹介。
 で、よく知られるようになったらしい。
 僕は、ある日、急にテレキャスを弾いているジャズプレイヤー
 (コーラスなどのエフェクト無しでテレキャスらしい音のもの)
 が聴きたくなって探していたところ、生徒さんの一人に教えて頂いた。
 トーンはティピカルなテレキャストーンではなく落ち着いたジャズ的な
 トーンだったけど、プレイもバランスがとれていて
 皆さんも参考にしやすいと思います。 

など…

GONE WITH THE WIND①

2007年03月08日 | スタンダードリスト
GONE WITH THE WINDの参考音源です。
作曲はALLIE WRUBEL
一般的なキーはEb
( )はキ-です。

写真上段左から
☆THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF
 WES MONTGOMERY(Eb)
 シングルノート、オクターブ、コードワーク、
 どのパーツも、また、各要素のバランスも素晴らしい。
 そりゃ、ウエスですから…
☆THE SWINGING GUITAR OF TAL FARLOW(Eb)
 太く硬質なタルのトーンを聴くと、やはり嬉しくなります。
写真下段左から
☆A TRIBUTE TO WES MONTGOMERY/PROJECT G5(Eb)
 ウエスへのトリビュートアルバム。このテイクはハーブエリス。
☆JULIE IS HER NAME/JULIE LONDON【vo】(Gb)
 ギターはバーニーケッセル。

つづく…

WATCH WHAT HAPPENS

2007年03月02日 | スタンダードリスト
WATCH WHAT HAPPENSの参考音源です。
作曲はMICHEL LEGRAND
( )はキ-です。

写真上段CD左から
☆INTERCONTINENTAL/JOE PASS(Eb)
 '70年の録音。
 なぜか、この作品のジャケを見るとジミヘンを連想してしまうんだけど、
 レパートリーはおとなしめのフュージョンなのに、ステージの最後には
 必ずギターをジミヘンばりに投げるのが
 僕の10代の頃のスタイルだった(爆)
 その後、
 泣きながら顔面蒼白でリペア-に駈け込んでいたのは秘密だった。  
☆LIVE IN TOKYO/JIMMY RANEY(D)
 '76年の録音。
 ソロの1コーラスと2コーラスのつなぎ目で、
 レイニ-氏はそのまま、
 サムジョーンズ氏はコーダ付きで
 行こうとしたか何かで、
 一瞬‘ややっ?’
 という空気が流れるけどレイニ-氏の‘OK!'の声で解決。
 演奏自体は素晴らしい。 
☆LEGENDS OF ACID JAZZ/BILLY BUTLER(Eb)
 レジェンズ オブ アシッド ジャズってアヤシげなタイトルだけど 
 ‘THIS IS BILLY BUTLER'('68)と
 ‘NIGHT LIFE'('71)
 の2in1CDです。ジャズギターというかR&Bギター。
 氏のネバっこいソウルフルなタッチが好きなんだけど
 ヴァイオリン奏法…(死語か?(笑))モトイ、ヴォリューム奏法も
 いい感じです。この曲に関しては、深めなりバーブが程よいチープ感を
 カモシだしていて、晴れた日にビールでも飲みながら聴きたくなります。
写真下段アナログ盤
☆BY MYSELF/BARNEY KESSEL(C)
 '77年の録音。無伴奏ソロ。

その他、ウエスが‘A DAY IN THE LIFE'で演っていたと
思うんだけど…え~っと…あれ???…

また次回のブログでお会いしましょう。