室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

2007年末

2007年12月31日 | Weblog
今年も終わりですね。
生徒の皆さん、
1年間、レッスン、練習、お疲れ様でした。
‘今年は進歩著しく楽しかった!’という人、
‘壁にブチ当たって苦しかった!’という人、
それぞれだと思うけど、
音楽の楽しい側面だけではなく、
苦しさや厳しさと対面することも
音楽的成長に繋がる大きな要素の一つだと思います。
来年も頑張るよ~!

ブログの更新頻度は最近低下気味だけど、
相変わらずお付き合い頂いている皆さん、
ありがとうございます。

ジャズやジャズギターに興味を持ち始めた方々や
よりギタープレイをブラッシュアップしたい方々、
ちょっとビシッと演ろうかと思っている方々等々…
お会いする日を楽しみにしています。

来年もよろしくお願い致します。
それでは、よいお年をお迎え下さい。

アウトサイド

2007年12月12日 | Weblog
アウトサイドなアプローチ、
スリル感、緊張度が高いアプローチ等は
表現手段の一つとして
しばしばプレイされるが、
そもそも、人によって
キモイ音は、実は気持ちイイと思う人…、
キモイ音は、やっぱ気持ち悪いと捉える人…、
ちょっと分かれるかもしれない。
ただ、エグイ音を敬遠がちな人も
しばらくジャズをプレイし続けたり
聴き続けたりするうちに、
‘いや~前は苦手だったんだけど、
最近、イザというときに気色悪い事するの
クセになっちゃって…’
というのも、よく聞く話だ。
一人の人間、一定ではなく
変化するところが面白いところだ。

小学生の頃の音楽の時間、
みんなでユニゾンで歌っている時、
確信的に一人でハズして歌うのは非常に楽しかったが、
ハズし具合でヒップだったり、
笑いのツボに入ったり、
個人的には様々な発見があった。
思い返してみると
ボクのジャズやアウトな音に対するべーシックなセンスを養う
大事な時間だったかもしれないが、
当然、音楽の先生には、
毛虫のように嫌われていた(笑)

資料との上手な付き合い方

2007年12月08日 | 練習・アドバイス
昨今、教則書、楽譜、CDなど
以前と比較すると、入手可能な資料は非常に充実している。
それにネットでも有益な情報が多々ある。
ありがちな状況として
たくさんの資料を只々収集し、
それらとしっかり対峙する前から弾けた気分になってしまうのは
あまり好ましいとは言い難い。
とは言え、
教則書、楽譜などを一冊ずつ、しっかり消化するのも
なかなか骨がポキポキ折れる。
ちょっとした提案として、
本の最初から最後のページまで順番に弾きまくるなんて気張らず、
しかし本棚の肥しにしない手として…
入手したら、まず、索引に目を通し、次にパラパラと全体をチェックする。
どんな曲、トピックについて書いてあるか、
なんとなくインプットしておくわけである。
…で、しまう。
そして自分がフォーカスを絞って練習しているタイミングに合った資料を
‘あっ、あれに、この曲/アプローチについて書いてあったナ!’
という具合に活用していくわけだ。(部分的でも構わない。)
当たり前のようだが、
‘このテキスト良さそうなんだけど練習タイヘンそうだな…’
と、気負けしてしまったり、
読んでないけど/弾いてないけど
なんか買っただけで満足しちゃった症候群を
防ぐ有効手段の一つである。

端的に一言で言えば
卒読‐熟読の併用、積ん読の回避だ。

しかし、自身の現在の練習状況には
どの課題/練習/資料が有益で
何が参考程度で良いのかを見極めるのはナカナカ困難だ。
そんな時には…
ウチの教室に通うのがイイと思う…(ナンだ!宣伝かい!?)