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どれが良い? フォノイコライザーアンプの方式 vol.1

2015-09-28 | 雷鳥 Raicho

ムジカでは5機種のフォノアンプを発売しています。

それぞれに特徴があります。

フォノアンプの主要な回路はフォノイコライザー回路です。

アナログレコードは

米国レコード協会(RIAA)が策定した再生カーブ(RIAAカーブ)によって録音されています。

このレコードを正常な音で聴くためには

RIAAカーブをもった特別な増幅回路を経由しなければなりません。

そのための回路がフォノイコライザー回路です。

フォノイコライザー回路にはいくつかの方式があります。

大きく分けると4つ

NF型

CR型(LCR型)

NF型とCR型のハイブリッド

デジタル方式

です。

これらにはそれぞれに音の傾向があります。

ここではそれぞれの特徴をお話してみたいと思います。

まずはNF型です。

この方式は最もポピュラーで、

現在発売されているフォノアンプの90%以上を占めると思われます。

当社のフォノアンプではiris-phono以外のフォノアンプがNF型です。

ノイズが少なく作りやすい方式です。

ただし、とても利得が高い増幅回路のNFBにコンデンサーがはいりますので

そのことを嫌う方もいます。

音質はダイナミック、力強い、キレが良い等々。

アナログレコードの特徴と重なる部分があります。

JAZZやポップスにはよく合うと思います。

次はCR型です。

次回に続きます・・・




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