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プリメインアンプとセパレートアンプ vol.26

2022-01-31 | スピーカー

「プリメインアンプとセパレートアンプ vol.25」の続きです。

簡単なマルチアンプの実践編11です。

-12dB/octにも多くのメリットがあります。

代表的なものは3つです。

(1)スピーカーユニットの最も『おいしい』領域のみを使用することができる

(2)ホーンスピーカー等、帯域に制約のあるスピーカーユニットを効率的に使用できる

(3)クロスオーバー周波数での位相を完全に合致させることができる

まず、(1)ですが、

前回の『ー6dB/octはユニット間の音色の違和感が少ない』ことの裏返しの現象です。

例えば、2KHzまで再生できるウーハーで考えてみましょう。

このウーハーは2KHz以上は音圧が下がっていきますが

急に音が出なくなるというわけではありません。

メーカーが使用可能な帯域を決める際には

音圧よりも歪が重視されます。

ウーハーを高い周波数で使用すると音圧が下がるだけでなく

歪も増加します。

このような歪は帯域外の部分にありますので

帯域外を効率よくカットすることができる-12dB/octにメリットがあるということになります。

次に(2)ですが、

ツィーターに低い周波数を入力するとツィーターが破壊されることがあります。

そのためツィーターには最低使用可能な周波数が書かれています。

たとえば、『3KHz~35KHz』というような表記です。

このような表記があれば3KHz以下の信号を入れてはいけません。

ー6dB/octでは少し余裕をとって4KHzあたりで設計したりするのですが、

-12dB/octであればギリギリの3KHzまで攻めてもたぶん大丈夫です。

ユニットの再生周波数を少しでも広く取りたい場合は-12dB/octがおすすめです。

最後に(3)ですが・・・次回に続きます。

 

 


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