『ピンケーブルとシールドとアース vol.10』の続きです。
欠点だらけのピンケーブルですが、なんとか使いこないしてみようという試みです。
前回試作したケーブルのシールドがマイナス電位のものを試聴しましたが
今回はシールドをプラス電位にして同様に試聴しました。
ケーブルを接続した部分、試聴盤は ピンケーブルとシールドとアース vol.6 と同じです。
We are the wold
≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫
全体のノイズレベルが減り、多少静かになった感じはありますが
大きな変化は感じませんでした。
≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫
変化はさらに少なくなりました。
この音源では≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫の方が良かったです。
ロッシーニ序曲集 アバド/ロンドンフィル
≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫
音の余韻が多く聴こえるようになりました。
奥行方向のサウンドステージが豊かになりました。
≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫
左右の広がりが増しましたが、わずかな変化です。
この音源では≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫の方が良いと感じました。
Cheek to cheek トニーベネット&Lady GAGA
≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫
ボーカルが厚くなりました。
JAZZヴォーカルにとっては好ましい変化です。
音のコントラストが上がり、力強い音になりました。
≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫
暗い音です。低域は重くロースピードのように感じます。
この音源でも≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫の方が良いと感じました。
3枚のレコードを聴き終わって、
シールド線にプラスの電位をかけた方が良いのか
マイナスの電位をかけた方が良いのかですが・・・・圧倒的にマイナス電位にした方が良かったです。
レコードによって
≪送り出し側(フォノアンプ側)でシールドを落とした場合≫と
≪受け側(プリアンプ側)でシールドを落とした場合≫ではそれぞれ良い方が異なることがありますが、
シールドの電位に関しては100%マイナスが好ましく感じました!
次回に続きます。
≪お知らせ1≫
コンポーネントに最適化されたインシュレーターhbシリーズが発売になりました。
WEBサイトはこちら
カタログはこちら
≪お知らせ2≫
求人サイトでおなじみの『マイナビ』が運営する
『マイナビおすすめナビ』というコンテンツがあります。
これは『エキスパート』と呼ばれるその道のプロがお勧めできる商品を紹介するのですが、
私もオーディオ機器のご紹介をしていくことになりました。
『スピーカースタンドのおすすめ5選! 音響メーカーのCEOが選び方を解説』
ぜひご覧ください。
≪お知らせ3≫
Ibuki4シリーズの発売にあったって2種のセットを発売しました。
『はじめてのアナログプレーヤーセット』¥44800
『はじめてのHigh Quality Audio Set』¥39800
≪お知らせ4≫
当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。
8月
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28日
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〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。
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